就職、転職活動支援サイト。求人情報や企業情報、有利な転職方法、20代、30代、40代、女性別などあなたの就職活動をナビゲートします。

就職、転職活動支援サイト。求人情報や企業情報、有利な転職方法、20代、30代、40代、女性別などあなたの就職活動をナビゲートします。

転職、就職、Iターン、Uターン、男性、女性、世代別、職業別など、各種情報であなたをナビゲート

最終更新日  2008年 01月 30日

コンサルタントとは?

1990年代後半、外資系コンサルティングファームに入社。ITコンサルタントとして主に官公庁、ハイテク・通信業界の大・小規模プロジェクトや英語を標準語とするグローバルプロジェクトまで幅広く経験している。仕事では軸を大切にしている。欧州(オランダ)にて経営学修士(MBA)取得。将来の目標は「起業、教鞭を執ること」
筆者が外資系の某コンサルティングファームに入社したのは90年代後半です。それ以来数多くのプロジェクトに参画してきました。入社前の時点ではコンサルティングファームについての情報を得るのに苦労した記憶があります。また、働く前の時点ではITコンサルタントに対するイメージというのは、漠然とした部分も多かったように思います。
そんな中で、実際に働いている方の話を聞くことが、最もイメージを持ちやすい手段だったことを覚えています。ですので、ここではできるだけITコンサルタントのイメージが具体的に湧いてくるような話ができればいいと思います。まず第1章では、ITを切り口としたコンサルティングサービスやITコンサルタントとしての役割について説明致します。引き続き第2章、第3章で、ITコンサルタントの仕事内容やキャリアパスについて述べたいと思います。
コンサルティングファームやSI企業において、ITコンサルタントによるコンサルティング業務についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。戦略コンサルタントの章(本研究室)でITコンサルティングファームの説明を次のようにしています。
「顧客層は中堅から大企業まで幅広く、プロジェクトによってはシステムの構築やシステム運用のアウトソーシングまで含むものもあり、数百億円規模になることもあります。」
上記のようなサービスを提供している例としては、ベアリングポイント、アクセンチュア、日本ユニシス、NTTデータなどの企業が挙げられるでしょう。これらの企業の中でのITコンサルタントの仕事は、一般的にシステムコンサルティングのプロフェッショナルとして、システム導入の上流から下流に至る各プロセス(業務設計/システム設計/開発/テスト)の実務や全体の舵取り役などを担うことです。そして、その仕事を通じて、クライアントへ付加価値のある貢献をすることだと言えます。
実際に提供するサービスはプロジェクトによって異なります。また、プロジェクトのどの段階から参画するかによっても、ITコンサルタントの役割は異なってきます。ITコンサルタントが提供するサービス分野は、IT戦略、ERP、CRMなど、多岐に渡ります。それぞれの定義は一概には言えませんが、実際に行う仕事は以下のようなことが挙げられます。
企業が推進したい経営戦略と整合性をとり、ITを切り口とした戦略の定義を行う。
企業と顧客が長期的な関係を築くための手法として、例えば高い顧客満足度等につながるシステム導入などを行う。
また、ERPやCRMのシステム導入を行うプロジェクトでは、プロジェクトの段階に応じて行う作業も業務設計、システム設計、開発、テスト等いくつかあります。その概要は以下の通りです。
システム化するために設計された設計書に基づいて、アプリケーションを開発する。
これまで挙げてきた業務だけでも、クライアントへ提供するサービスの領域は幅広いため、ITコンサルタントとしての仕事内容やキャリアパスが多様であることが推測できることでしょう。
仕事内容の詳細やキャリアパスは第2章以降で述べます。ただ、冒頭にも述べましたとおり、どのような仕事であれ、ITコンサルタントはシステムコンサルティングのプロフェッショナルとして、クライアントに付加価値のある貢献活動の全てが仕事であり、役割であることには変わりありません。つまり、ITの専門家として付加価値の高いソリューションを提供することが日々求められます。付加価値を生み出していく手法は、配属される各プロジェクトでの仕事を通じて習得していくことができます。こうしたことに自主的にチャレンジしていくことが、常に歓迎される環境といってもよいでしょう。
実際の現場では、そのような環境を活かして、「常にチャレンジしたい」「責任のある仕事を若くから任されたい」「より早く成長したい」という姿勢・意欲の強いITコンサルタントが非常に多いように思います。
個人の性格については、いろいろなタイプの人がいます。一概に「こういう人でないと駄目」ということはないでしょう。バイタリティ溢れる人もいれば、非常にマイペースな人、負けず嫌いな人、慎重な人など様々です。プロジェクトは1つのチームなので、いろいろな人の持つ個性を活かして仕事を進めていこうと考えるプロジェクトマネージャー・ITコンサルタントは多いと思います。
仕事量という視点で見ると、ITコンサルタントは相対的に労働時間の長い職業だと思います。忙しい時期は週に70-80時間程度働くようなことも現実としてよくあります。また、付加価値の中にスピードや納期という要素も必要とされます。レベルの高いチャレンジをより早く実現するために、一時的にハードワークが求められることは事実です。
私の個人的な考えでは、ITコンサルタントの仕事の醍醐味は、仕事を創ることができることだと思います。仕事を通じて、付加価値をどう生み出していくのかという部分を追求していくことには、大変やりがいがあると思います。
今回はITコンサルタントについて、まず1.ITを切り口としたコンサルティングサービス、と 2.ITコンサルタントとしての役割について述べました。 1については、各IT企業のWebサイト等を見れば、各企業のより詳細なサービスについて理解できると思います。
次回(第2章)はITコンサルタントの仕事内容について、詳しく述べたいと思います。
リーベルの無料転職サポートサービス専任キャリアコンサルタントが、キャリアプランにマッチした企業のご紹介、提出書類のアドバイス、面接調整から内定後のフォローまで、あなたの転職活動をフルサポート致します。

【 147】引用元  ITコンサルタント | IT業界職種研究
URL: http://www.liber.co.jp/knowhow/careerlab/ic/index.html

今回の主題は,「動かないコンピュータの影にコンサルタントあり」というものである。動かないコンピュータとは,情報システム構築プロジェクトの失敗など,当初計画の通り,動かなかったコンピュータを指す。筆者は5〜6年前から,講演などでは「コンサルティングと詐欺は紙一重」などと滅茶苦茶なことを話していた。だが,原稿にするのは難しく,きちんと書いてはいなかった。
なぜ書くのが難しいかというと,確たる裏付けがない話だからである。筆者は,「動かないコンピュータ」の取材をライフワークにしているので,日ごろから情報システムのプロジェクトについて情報を収集している。うまくいかないプロジェクトの原因を調べていくと,コンサルタントに突き当たることが多い。これは5〜6年前からの傾向のように思う。
「日本のプロジェクトをお前は全部取材しているのか。数件そうした事例があったからといって,コンサルタント全部がダメといわんばかりの論を展開するのはけしからん」と立腹されるコンサルタントの方もいるだろう。しかし,本記事で筆者が言いたいのは,単純なコンサルタント批判ではない。ここまで読んで怒ったコンサルタントの方もぜひ最後まで読んでいただきたい。
まず具体例をいくつか列挙する。企業名は伏せるがいずれも実話である。本来は,実名を出して日経コンピュータの看板コラム「動かないコンピュータ」に書くべきであった。だが,すでに時効になっているプロジェクトもあり,今回は匿名にする。
ある流通業の例である。経営トップの陣頭指揮で,情報システムの再構築を始めた。まずはなにをすべきか,戦略とシステム要件を固めようということで,コンサルティング会社を呼んだ。コンサルティング会社は,コンサルタントを数十人投入し,社内の各部署でインタビューをするなど,1年半ほど作業をした。
できあがった成果物は,10冊近くあるバインダである。コンサルタントは,「要件定義書が入っているので,後はシステム・インテグレータにこの通り作らせればいいです」と言った。しかし,流通業の社員が読んでも,そのバインダはよく分からない。
不思議なことに,その流通業は再構築に使うパッケージ・ソフトをあらかじめ決めていた。というのは,経営トップが海外の事例セミナーでそのパッケージの説明を聞いて感心し,「当社でもあのパッケージを入れて,業務改革をしよう」と言い出したのがプロジェクトの発端だったからである。その流通業は,パッケージを使う前提でコンサルティングを依頼したはずであったが,なぜかパッケージとは無縁なバインダがでてきてしまった。
その流通業は,コンサルティング会社とは別のシステム・インテグレータにパッケージの導入作業を依頼した。ところが,コンサルティング会社にバインダ代として,数億円を支払ってしまったため,パッケージ導入プロジェクトの金が足りなくなり,プロジェクトは中途半端になっている。バインダはロッカーにしまわれたままだ。
次は製造業の例である。グローバルに事業を展開しているある製造業は,経営トップの号令により,サプライチェーン・マネジメントのプロジェクトを開始した。サプライチェーンのノウハウがないと考えたその製造業はコンサルタントを使うことにした。
コンサルティングの結果,あるサプライチェーン・マネジメント・ソフトをグローバルで導入すべし,という方針が出た。そこでその製造業は,グローバルに展開する前提で,ソフトの導入契約を結んだ。ところが,実際にプロジェクトを進めてみると,工場や物流体制の見直しが相当にやっかいであり,国内の一事業部門がそのソフトを入れただけにとどまっている。グローバルどころか,国内における展開のメドすら立っていない。
流通,製造ときたので金融の例も挙げておく。ある金融業は,大手インテグレータに委託している基幹系システムの再構築を始めた。再構築にあたっては,そのインテグレータをあえて外し,コンサルティング会社を呼んで,構想を練った。金融業の経営者に,「どうも今のシステム経費は高すぎるのではないか」という問題意識があったからである。
コンサルティングの結果,「既存システムを捨てて,最新技術を使って作り直せばずっと安くなる」という答申が出た。そのコンサルティング会社が引き続き,システムの要件定義とインテグレータの選定,プロジェクトマネジメントを請け負うことになった。
ところがそのコンサルティング会社は金融システムの経験はあまりなかった。実際の開発はコンピュータ・メーカーに担当させることにしたものの,そのコンサルティング会社の指示が曖昧で,プロジェクトはほとんど進んでいない。
筆者はこうした実例を多数収集している。無理やり,典型パターンを抽出してみると次のようになる。まず経営トップが情報システムについて問題意識を持つ。発端は,経営者同士の集まりである。経営者はほかの経営者から「うちは今度,サプライチェーンの見直しを始めました」といった話を聞き込んでくる。自社に戻って,システム部長を呼び,「うちもサプライチェーンをやるぞ」と伝える。
驚いたシステム部長は出入りの大手コンピュータ・メーカーに相談するが,なかなか具体案が作れない。そのうちに業を煮やした経営トップは,「うちのシステム部はダメだ。コンサルティング会社に頼もう」と言い出す。
ベテランのコンサルタントが颯爽(さっそう)と現れる。何を言っているかよく分からないシステム部長とは雲泥の差である。経営トップの琴線にふれる話を次々にしてくれる。すっかりコンサルタントに惚れ込んだ経営トップは,「プロジェクトもお任せします」と発注する。
ところがプロジェクトが始まると,ベテランに替わって,異様に若いコンサルタントが大挙して登場する。どう見ても社会人になって数年しかたっていないが,そのコンサルティング会社の方法論を習得しているそうで,コンサルタントの月額料金は一人300万〜400万円という。10人来ただけで月4000万,年間5億円かかる。
5億円払うと,バインダができてくる。インテグレータを選定する。選ばれたインテグレータはバインダを見るなり,「これは会議の議事録にすぎない。システム要件としてはまったく整理されていない」とつぶやく。しかし,経営トップはコンサルティング会社を信用しきっており,「バインダ通りにやれ」と指示を出す。しかたなく,インテグレータのシステムズ・エンジニアが顧客の現場にいちいち確認しながら,システムを開発していく。
顧客の現場は怒る。「この間,コンサルタントに話したことをなぜまた聞くのか。現場は忙しいんだ」。こうなるとインテグレータは現場に聞きにくくなる。いきおい,バインダの議事録の行間を読み,「たぶんこういうことだろう」と考えてシステムを作っていく。
コンサルティング会社はバインダだけおいて消え去ることが多いが,時にはプロジェクトマネジメントをすると称して残ることもある。しかし,「ちゃんとやってください」ぐらいしか言わない。複数の協力ソフト会社にまたがる仕事の調整をするわけでもない。中にはプロジェクト計画の中に,旧システムから新システムへの移行作業を入れ忘れる豪傑コンサルタントもいる。後で移行作業が抜けていたことがわかり,インテグレータが突貫工事で移行ソフトを作る。
こうした苦労の末,いよいよシステムが完成した。システムの説明を聞いて,あれこれ質問していた経営トップは最後に怒り出す。「俺はこんなものを頼んだ覚えはない」。インテグレータは作り直しを命じられる。しかし大赤字でやり続けるわけにはいかないので,追加料金を要求する。さらに経営トップは怒る。コンサルティング会社に泣きついてみるが,「うちはちゃんと御社のいう通りに要件を定義し,プロジェクトを管理しました。作れなかったインテグレータが悪いのです」とあしらわれ,なす術がない。
以上のパターンは筆者が妄想を膨らませて作文したわけではない。実際のシステム開発をされている現場のエンジニアの方はこうした事例を見聞きされているだろう。しっかりしたコンサルタントの方は,「俺はそんないい加減な仕事はしていない」とさらに怒っておられるかもしれない。
ようやく本題に入る。冒頭に述べたように,「いい加減なコンサルタントが多いから気を付けろ」とコンサルタント批判をするつもりはない。言いたいのは,「経営トップが馬鹿だから,プロジェクトに失敗する」という,いつもの話である。
確かにコンサルティング会社は豊富な事例を持っているし,方法論をコンサルタントに教育している。若くても優秀な人材を集めている。しかし,そのコンサルタントがプログラミングの経験がなかったり,データ・モデリングなど要件定義の技法を知らなかったとすると,情報システムのプロジェクトを仕切るのは無理だ。
そもそも業務改革をし,それに必要な情報システムを作るという大仕事を赤の他人であるコンサルタントだけでできるはずがない。自社の社員とコンサルタント,自社のシステムを熟知しているインテグレータらが一緒になって汗を流すべき仕事である。
次に批判の矛先を情報システム部門やインテグレータに向けたい。酷な物言いだが,経営トップがコンサルタントに幻惑されるのは,システム部門とその相方である既存システムを手掛けたインテグレータがだらしないからである。経営トップが外部の意見ばかり重用するのであれば,システム部門がコンサルティング会社を呼んできて経営トップを動かすくらいの政治力がほしい。
最後に,恐れ多くも読者を批判して締めくくりとする。情報システム部門やインテグレータがだらしないとすると,それはシステム部門やインテグレータ,その協力ソフト会社にいる,一線のエンジニアにも責任がある。「冗談ではない。現場には権限も責任もない」という反発があろう。一線のエンジニアに筆者が期待していることは,「システムズ・エンジニアが日本を救う」に書いたのでここでは繰り返さない。
今回は,コンサルタント,経営者,システム部門,インテグレータ,エンジニアと,あらゆる人々にけんかをうる原稿になってしまった。日経コンピュータのWebサイトにある「動かないコンピュータ・フォーラム(日経コンピュータ定期購読者限定ページ)」でもこのテーマを取り上げている。反論も含め,ご意見をいただければと思う。
NEC 何より重視したのは「止まらない」こと 〜業務改善を目指し基幹システムを刷新
シトリックス・システムズ・ジャパン Xen仮想化技術を取り込んだダイナミック・アプリケーション・デリバリーとは
日本ヒューレット・パッカード 直線的に向上するパフォーマンス“クアッドコア×マルチプロセッサ”の威力
日立製作所 エンタープライズサーバ事業部 サーバー統合成功のシナリオ 〜ブレードサーバー選定のポイント
日本ヒューレット・パッカード 企業の規模や業種にかかわらず使えるブレードサーバ
日本アイ・ビー・エム ITガバナンスとリスク管理〜3つのキーワードでITビジネスの価値を最大化
クレオ タイムリミット迫る内部統制整備 〜ERPによる全体最適で対応を万全に
トレンドマイクロ 「Webからの脅威」に対抗するためのセキュリティ緊急講座
日本ヒューレット・パッカード サーバとストレージの統合環境でコスト削減とビジネスニーズの迅速な対応が可能に
アクセンチュア グローバル・ソーシング待望論 〜世界を飲み込む『最適化』の波
日本ヒューレット・パッカード BCP策定経験を基に生まれたBC&Aソリューション
マイクロフォーカス システムを進化させる ITモダナイゼーション 〜レガシーをバリューチェーンに変革
日本ヒューレット・パッカード 導入メリットを最大化させるにはシンクライアント専用端末の利用がベスト
日本サムスン 印刷機や環境の違いを超え,常に忠実な色再現性を可能にする印刷の実現
製品&サービス・レビュー 事例データベース 調査 キーワード 辞書 イベント 検索
|著作権・リンクについて|個人情報保護方針/ネットにおける情報収集について|サイトマップ|

【 148】引用元  「動かないコンピュータ」とコンサルタントの関係:ITpro
URL: http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20021030/1/

このブログはアイティメディア株式会社のブログサイト「オルタナティブ・ブログ」で運営しています。
オルタナブログ通信:ケータイ小説に見る新たなマーケティングとは――ブロガーの見解(12/14)
サッカー日本代表に続き、野球日本代表も北京五輪へ。2007年のベストセラーはケータイ書籍が独占? ヤフーで自殺防止? そして通勤電車の遅延と、エスカレーターの歩行禁止……,、オルタナティブ・ブロガーは、社会からITの時事ネタまで、独自視点からその神髄に迫っていく。
年末が近付き、アルファブロガー・アワード2007も発表された。それにしても今年は、漢字「偽」に象徴されるようにさまざまな偽装、不信に振り回された1年だった。一極集中やネットの恐怖など、オルタナティブ・ブロガーは、独自の視点から解き明かしていく。
オルタナブログ通信:ネット界のイタチごっこ――スパム対策で最も困るのは優良企業?(12/27)
先ごろ発表されたように、今年の世相を表す漢字は“偽”。ネットでは、あらゆる偽装を施したスパムメールが横行し、ブログでもコメントやトラバにスパムが多いままだ。オルタナティブ・ブロガーたちは、そんなIT関連ネタからメモ帳、ひこにゃん、新書本などの話題にまで、独自の観点から迫っていく。
2007年も終わり、2008年へ。国会では、UFO論争が勃発。電子マネーの普及が進む中で、パスネット廃止も発表された。そして、「初音ミク」と「JASRAC」……オルタナティブ・ブロガーは、そんなIT関連ネタから世相にいたるまで、独自視点で発信していく。
オルタナブログ通信:物あふれ時代が呼んだロングテール化――企業生き残りの選択肢(1/15)
2008年はどのような年になるのだろうか。さまざまな分野でロングテール化が進み、政治でもインターネットを見過ごせなくなってきた。地球温暖化防止へ向けてグリーンITはどうすべきか。オルタナティブ・ブロガーたちは、ITにまつわる時事ネタを、独特の感性で解いていく。
ニコニコ動画が国際化? ラジオ番組はネット再放送が可能なのか、なぜリメイクが流行っているのか、ケータイ小説で性教育? Twitterのカテゴリは? 2008年も、オルタナティブ・ブロガーたちは、ITにまつわる時事ネタなどを、独自な目線で語る。
ITmedia エンタープライズでは、インターネットを活用したオンライン・セミナーを開催します。ITを活用するためのタイムリーな話題について、さまざまな分野から講師を招き、読者へリアルタイムかつインタラクティブに情報をお届けします。申し込みは無料で、どなたでも自由にご参加いただけます。
ITmediaオルタナティブブロガーのトラパパさんの『SEからコンサルタントになる方法』という本を読みました。
読みながら「うんうん」とうなづいたところに付箋を貼っていったらこんな感じになりました。
私はオルタナティブブログで数少ない現役SEの1人なので、SEの視点を意識して感想を書いてみました。
コンサルタントは問題解決で報酬をもらうので、別にシステムを構築しなくても、問題解決さえできればいいのです。(コンサルタントとSEの仕事内容の違いと共通点)
SEとして要件定義に参加する際には、既にシステムの方向性ができつつあります。その時点から「構築はおすすめしない」という結論が出ることはあまりないのではないでしょうか。要件定義やよりも一歩手前である経営戦略の立案や業務プロセスの分析に参画できるコンサルタントと、経営戦略の一部としてIT化が決断されたところからの参画となるSEの大きな違いであると思います。
情報処理技術者試験のシステムアナリストの各種参考書にはシステム化の断念も含めて検討することが記載されています。しかしながら実際の試験問題で「システム化の断念」という体験が役立つような問題はこれまで無かったように記憶しています。SIerを中心にして、お客様の中にも「とにかくシステム化」という雰囲気を感じることがあります。新システムの開発による問題解決ありきで計画が進み、開発プロジェクトが難航してしまったような事例もあると聞きます。 新システムの追加開発でなく業務プロセスを変更することで問題を解決する、システム化しなかった場合の未来予測を客観的に行うといったことの重要性を感じました。
コンサルタントには、「追加の調査をしなくとも、与えられているインプットから最高のアウトプットをする」ことが求められます。(ゼロから何かを出せますか?)
SEの業務は、上流工程から下流工程に向けてインプットをアウトプットに変換していくことが基本となります。特にウォーターフォール型と言われるオーソドックスな開発スタイルでは、アウトプットがインプット以外に由来していることが許されないようなケースもあります。「この部分はこうしたほうが良いはずだ」という創意工夫は、コードの最適化など品質の向上に対して発揮されればプラスとなりますが、上流工程からのインプットの反して画面デザインを変更したり、業務プロセスを変えたりということは基本的には許されません。
特に大規模な開発ではこういった創意工夫をする場面が限られてしまいがちです。そうなると、自分が「ものづくり」に参画しているという自覚が薄められてしまいます。コンサルティング業務に対して憧れを抱くSEが増えているのは、コンサルタントならばもっと自分の裁量でインプットからアウトプットへの変換ができるのではないか?というイメージがあるからなのかもしれません。
コンサルタントがプロジェクトに臨むときの7つのロールという表は、SEがプロジェクトの中でどのように振舞うかということを考えるときにも役立ちそうなものでした。お客様がシステム化を検討するプロジェクトチームを招請する際に、システムの専門家としてSEが参画を求められることがあります。私にはまだそのような経験がありませんが、そういった状況で大きなパフォーマンスを発揮する助けとなってくれそうです。
また、第3章では進捗管理と品質管理についてトラパパさんの熱い思いが語られており、一瞬PMPの教科書が乱丁して混ざっているのかと思ってヘッダを確認してしまいました(笑)。次はプロマネ系に特化した書籍で麗筆をふるっていただきたいと心の中で応援しております。
この章ではSEだろうとコンサルタントだろうと営業マンだろうと変わらない、提案力と営業力についての様々なアドバイスが紹介されていました。
などなど。読めば「当たり前」に感じることばかりなのですが、きちんとやろうと思うとこのうちのどれかひとつだけでも難しいです。普段からトラパパさんのブログの中で紹介される色々なことに挑戦してみるのですが、さらっと書かれているわりに実現することが難しいものが多いです。最近も「蛇足なことを言わない」や「TBDを気軽に使わない」というエントリがありましたが、何日か取り組んでみて容易でないことを痛感しました。
※第5章の『コンサルタントの報酬体系と採用試験対策』は転職に興味のある方なら参考になるんじゃないかと思います。今まで転職情報の収集などしたことがありませんので「ふーん」と思って読みました。
この本そのものがコンサルタントのアウトプットのあるべき姿を示しているかのようでした。私はこの本を読んで自分の課題をいくつも発見することができました。そういった効果が企業で発揮されれば経営上の課題を浮き彫りにし、自発的に改善へと向かうような影響を与えるのだと思います。そう考えると、コンサルタントの資質のひとつとして「課題に対して真摯に取り組むことを手助けする」ということがあると言えるでしょう。このことは文章に書かれていたことではありませんが、読み終わった後にそう感じました。
というわけで、コンサルタントになりたい方もそうでない方も、まずは第1章を立ち読みしてみてはいかがでしょうか。
オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。
会社情報 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 採用情報 | サイトマップ | お問い合わせ.
¥も$も対応できる“国際デビッドカード”止まらないサーバが実現したシステムとは?
ジャイアンツ公式戦や、Suicaとの連動……顧客の満足度を“モバイルで”高めよ!

【 149】引用元  一般システムエンジニアの刻苦勉励 > トラパパさんの本『SEからコンサルタントになる方法』の感想 : ITmedia オルタナティブ・ブログ
URL: http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2008/01/se-039a.html?ref=rssall

私、松下尚史が相談を受けたコンサルタント依頼の仕事内容やアドバイス結果をお伝えしていきます(了承済み分)。 ・ トイ・プードルのブリーダー直営サイト。大阪市内で直接販売。
・ ホワイト・M・シュナウザーのブリーダー直営サイト。平日、土日祝の犬舎見学可能
販促頻度を高めれば、何らかの効果が得られます。世の中は複雑系ですから、確かに一概にはまとめられません。
しかし、販促すると、集客効果、企業ブランド構築(安心と信頼)効果、マイナスイメージ増大、認知度アップ、CSR効果増大、福利厚生、自己満足、社会変革・・・大きい小さいに限らず、何かしらの社会に影響を与えているわけです。
なお、販促には、テレビCM、ラジオCM、CS放送CM、新聞広告、新聞折込チラシ、雑誌広告、ポスティング広告、街頭媒体広告、ティッシュ配りや看板持ちなどの街頭宣伝、訪問営業、インターネット広告(バナー、オプトインメール、リスティング、アフィリエイトなど)など、いくらでもあります。
コンプライアンスを問わないなら、電柱貼り紙、スパムメール、押し売り販売なども販促といえます。
つまり、販促には必ず"効果"があるのです。仮に折込チラシの集客効果がゼロであっても、広告代理店や印刷業者などにお金が落ちているのですから、社会的には効果ゼロではないわけです。
また、認知度向上には一役買っている可能性もありますから、集客効果ゼロ=効果ゼロとはいえません。もちろん、目的の効果が得られなければ販促の意味がないことは確かです。
販促の効果には、ある程度のルールが存在しています。しかし、販促効果にばかり目をうばわれてもいけません。売れない理由、売れている理由は販促効果ではなく、偶然か必然か戦略効果と考えられるのです。
松下幸之助さんが、今の時代で電球を販売しても、どれだけ最高の広告をしても、一過性で売れることはあっても、永続的に成長する会社を築けたかはかなり疑問です。商品サイクル的に、売れない時代(需要が少ない、供給が多いなど)には販促の力は弱いのです。
逆に言えば、売れる時代(需要が多い、供給が少ないなど)には販促の力が最高に求められるといえます。
販促の必要な会社、必要ではない会社があります。そして、販促には目的と合致するかどうかは別として、効果は必ずあります。
もの凄くセールストークがうまく、いや〜あなたに「良い」って太鼓判を押されると買わなくちゃいけない気がしてくるよぉ(笑)、みたいな営業マンと企業の担当者のやり取りは現実にあります。
しかし、同じセールスマンが同じようなセールストークを使っても、こいつ信用できないな、と思う人だっています。当たり前のことですが、万人に効果のあるセールストークなど、まず無いと思います。
つまり、口下手でいつも売れないセールスマンでも、口下手だけど何だか信用できるなこいつ、と思う人にセールスすれば売れる可能性が高くなります。つまり、どんな人にだって探せば世界のどこかにあなたの顧客はいるのです。
顧客数が少ない場合は、粗利額を高くするか、購入頻度を高めるか、少しだけ自分自身を変えてみて、少しだけ多くなった"自分のことを好きになってくれる顧客"を探すか、何らかの対策は必要かも知れませんが、仮の話として無意味に自信を失うこともないですし、時代によって最良のコトは変化しますので、大局観を持っていれば(少しは)安泰かも知れません。
でも、いつの時代でも大事なことは、自分の強みを明確化し、できないことを理解しておくことです。あくまでも、私の一意見として参考までに読んでいただきたいのですが、強みを伸ばし、できない苦手なことを信用に切り替えることは出来ないか。私ならそう考え実行します。
強みを伸ばすだけよりも、弱み(できないこと、苦手なこと)を逆手に取ることだけよりも、両方共に取り組めるなら、それがより強い強みになるのではないでしょうか。
今日は、当たり前のことですが、めんどくさい分野なので、わりと多くの人が取り組まないセルフトレーニングについて思いを書きました。
※平秀信氏調の内容になってしまいました。常に平氏を含むたくさんの書籍やセミナーから学んでいますが、今回は林弘征氏のセミナーで得た「強みを伸ばす」等の情報より気付きを得ました。
“安倍晋三首相の突然の辞意表明について、産業界は、国会の所信表明演説直後という異例のタイミングだっただけに「大変驚いている」(古川一夫日立製作所社長)などと、一様に衝撃を受けている。同時に「新内閣発足直後の政治の空白は、国際的な政治不信を招きかねない」(小林栄三伊藤忠商事社長)といった懸念も示された。(以下略)”
安倍晋三首相が辞意を表明しました。日本経済に与える影響も少なくないと思いますが、やはり、商売をする上で政治は切っても切れない関係があります。
国内にとどまらず、海外情勢も目が離せません。米国のサブプライムローンの破綻や相場の暴落の影響により、金融業界で人員整理が進み、8月の就業者数は4年ぶりに前月比減少しました。
サブプライムローン問題は、延滞率が約15%に達し、住宅ローンの支払いができない世帯が全米で150万世帯を越えようとしています。その結果、新規の住宅建設や住宅販売戸数が減少し始めており、また、個人消費も冷え込み始めているようです。
米国の個人消費が落ち込めば、絶好調のトヨタの車も売れなくなってきます。実際に、トヨタの販売台数は7月に続き8月も減少。さらに、円高ドル安が進めば、輸出企業全体の収益を圧迫し、日本経済にも影響がでてきます。
という意味ですから、例えば、折り込み広告を配布したら反応率が悪かった。そこで、悪い反応率を良い反応率に改めるツールやテクニックこそ、マーケティングであり、失敗なり満足いく結果が得られなかったタイミングにこそ、マーケティングを活用するときだと私は考えています。
ただし、リサーチなどのマーケティングの場合は事前に必要であり、確かに一概に言い切れませんが、失敗しないためにマーケティングを学ぶより、失敗を改善するためにマーケティングを学ぶほうが、目的(事業の成功など)に近づくためには健全なのではないでしょうか。
SEO対策は、上位表示自体が目的ではありません。言葉遊びみたいですが、「アクセス数を増やすこと」が目的のはずです。
Yahoo!であれ、Googleであれ、上位表示されればかなりのアクセス数のアップを見込めることは事実ですが、そこにだけ意識を持っていってしまうと、それ以外のアクセス数アップの道を捨てることになりかねません。
大切なことは、なぜYahoo!に上位表示されればアクセス数が増えるのか?を考えることです。それは、たくさんの人がYahoo!という検索エンジンを使っているからです。では、ほかに(Yahoo!、Google以外に)たくさんの人が集まり、あなたのサイトを見たいと思っている人(あなたに利益をもたらせてくれる人)はどこに集まっているでしょうか?
見落とされている場所はありませんか?それを見つけたとき、大きな報酬を手に入れられるかも知れません。
インターネットビジネスに限らず、接客販売以外での販売、通販などにも当てはまると思いますが、実は、必ずコンバージョンを高めるために必要なテクニックがあります。
当たり前のことですが、たとえ商品が良くても、電話対応が悪い、メール対応が悪い、無視される、といったお店であなたは商品を買いたいと思うでしょうか?やはり、私はよほど特別な商品でもない限り、買いたくありません。
インターネットビジネスの場合、SEO対策やSEM(PPC広告など)などのアクセスアップを計って成功しても、コンバージョンの低い仕組みのままでは、苦労が増すばかりです。
コンバージョンを高めるためには、お客様との接点部分の言動が重要ということになります。とはいっても、たとえば“メルぞう”や“まぐぞう”等を利用し、「無料レポートのダウンロードしてもらうことが目的」という方にとって、接客態度は関係ないと思われるかも知れません。
しかし、無料レポートをお客様にダウンロードしてもらったあと、メルマガを発行し物を買ってもらうなど、何らかのアクションを起こしてもらうことが目的のはずです。
(もちろん、組織による仕事のすみわけがある場合には、話が変わります。各部署それぞれのコンバージョンが異なるためです。)
では、接客態度をどうすれば学ぶことができるでしょうか?それは、やはりプロに習うのが一番。アルバイトでも派遣でもいいので、経験すること。・・・しかし、時間の都合などがあってそれは難しいといった場合には、自分自身がお客様になることで勉強できます。
※ここで言う「接客態度」とは、お店での接客という意味に限りません。メールや電話での応対など、お客様との接触すべてのことです。
急速に事業を拡大できる方法に、FC(フランチャイズ)展開があります。外食産業なのか、ブランド品なのか、いろいろな業態はありますが、FC展開では地域(商圏)の割り当てなどの「細分化」が必要になります。
といった感じです。コンビニのように商圏内の人口が多いような場合は、あえて自社FC同士で競合させることもあるようですが、一般的には競合しないように考えているはずです。
さて、話を戻しますが、細分化できない場合はどうすれば良いのでしょうか?たとえば、通販の場合だと商圏で区分けすることができません。インターネットビジネスでも同じことがいえます。
この場合、あえて細分化せずにアフィリエイト展開のように自由競争してもらうということもできますが、それ以外には、水平細分化ではなく、上下階層に細分化する方法があります。
つまり、通常のFCの上に「統括代理店」という新しい階層を作ります。統括代理店は、FCよりも仕入れ価格が安いといったメリットを与えます。
ちなみに、最初から統括代理店を募集するよりも、通常のFCを募集する中で、ハイエンド商品のような扱いでお客様(FCに興味を持っている会社)にお知らせする方が良い場合もあります。いずれにしても、細分化は、水平方向だけではなく上下階層でも作ることができるかも知れない、ということを知っておくと、いろいろとできることが増えそうです。
私は、7年ほど前に今の三重県に引っ越してきました。元々、三重県には知り合いは1人もいませんでした。故郷から近いわけでも、親戚がいるわけでもありません。
7年前、私は仕事の都合で住所を3箇所持っていました。今日はどこの部屋で寝るのか?と思うと、当時は楽しくもありました。1つは家賃が1万円台のボロアパート。1つは庭付きマンション。1つは秘密。(笑)
話を戻しますと、誰も知らない居場所(=偶然でも、知り合いに会うことの無い場所)を作ると、とても気が楽になります。あなたも経験があるのではないでしょうか?ケータイの電源を1日切っておいただけで、とても楽に過ごせた経験がありませんか?
先月、以前クライアントだった社長さんが隠居してヨーロッパに旅立ちました。現在、音信不通です。メールもエラーで戻ってきます。誰も知り合いのいない、誰も知らない自分の居場所の心地よさについて、今日の記事のようなことを、以前、お話させていただいたことがあります。その元クライアントさんは、よく分かります、とおっしゃっていました。
これから隠居される方、投資家の方、これから起業し1人でやっていく方、そういった方には、よほど孤独に耐えられないということがない限り、1度はお奨めしたい「誰も知らない自分の居場所」作りです。
居場所の作り方は簡単です。海が好きなら、海のある、海にほど近い場所に部屋を借ります。ただし、それまで海の近くで住んだことのない方は、海に近すぎると塩害などの未経験の苦労があります。(それも楽しいかも知れませんが)
逆に森林浴したい、山が好きという方なら長野県や奈良県など、海のない都道府県が良いかも知れません。(もしくは、北海道や京都などの山間部)ただし、それまで山や森の近くで住んだことのない方は、森林に近すぎると昆虫や蛇などにびっくりすることになるかも知れません。
いずれにせよ、知っている場所よりも行ったことも住んだこともない場所には、魅力が確かにあります。魅力とは、何度もいいますが、知り合いに会わないという魅力のことです。(ただし、くれぐれも音信不通になることをお奨めしているわけではありません。まわりの人が心配します。)
逆に、街中に知り合いがいる魅力もあります。つまり、最終的には好みによると思います。
選択基準を教えるのだが、その前にそのお客が、何を選択基準にしているのかを知ることが前提。
なぜなら、来店型ならそのお客1人1人に対し、応酬話法から選択基準を聞きだすことができる。しかし、マス型広告であるインターネットによる集客では、ターゲットを絞り、その絞り込んだターゲットが求める選択基準を伝えるという工夫、つまりマーケティングが必要になる。
具体例としては、家電量販店での接客時、お客はエアコンを購入しに来店されたとする。その際、応酬話法として「何畳用か?」「よく使う部屋用か、来客用の普段使わない部屋用か?」「新規設置なら設置スペースは?」など、いろいろ尋ることができる。
買い替えか新規購入かによって、対応は変わる。さらに、何畳用か?鉄筋か木造か?電気代を気にするか?など、絞り込むことが可能になる。
商品さえ絞り込めば、あとはクロージングをかけるだけだ。ところが、エアコンが欲しいというお客に対し、選択基準を何も示さなければお客は混乱し悩み、おそらくは何も購入せずに他店に流れてしまう。
結論からいえば、インターネット集客する場合、はじめから選択基準を広告に埋め込んでおくことになる。エアコンの例なら、電気代が10年前より9割安く静音設計のエアコンを激安キャンペーン中!となる。
ところが、この業界は成熟している。10年前なら有効だったかも知れないが、電気代が安くて静かなエアコンは、どこのメーカーからも発売されていて、買い替えを推奨する効果はあっても選択基準にはならない。さらに、家電業界の競争は激しく、価格競争、アフターサービスなどはとても充実している。差別化は難しい。10年保証や即日出張修理、ポイント20%付与など、とんでもないサービスまである。
つまり、お客の選択基準を知らずに、もしくは他社が使い古してしまった選択基準を広告したところで、何の効果も得られないということだ。
対策として、まず集客時の選択基準とクロージング直前の選択基準を分けて考えることが必要となる。集客時の選択基準とは、数ある同業他社の中から、なぜ当社を選ばなければいけないのかをお客に知らせる。集客後は、数ある同様の商品群から、なぜ当社推奨商品を選ばなければいけないのかをお客に知らせる。最後に、クロージングである。
具体的には、差別化は容易ではないが成熟期に集客する場合、数ある同業他社の中からお客に選んでもらうには、単品化、高級化、低価格化、他社より1グレードの高いサービス付与などが考えられる。数ある同様の商品群の中から、当社推奨商品をお客に選んでもらうには、商品群の比較表や使用ユーザーの声の紹介、限定値下げや期間限定の特典付与などが考えられる。
補足になるが、クロージングは売り込まないことも大切だ。実は、売り込むのは集客時に行うと効果的な場合も多い。売り込むとは、お客にモノを買う、サービスを受けるといった、どう行動すれば良いのかを教えること。もちろん、セントラルクェッションも有効。
クロージングの具体例として、エアコンの場合、「いつ頃(設置に)伺わせていただいたら良いですか?」「設置は早い方が良いですか?」「古いエアコンは外して廃棄させていただいた方が良いですか?」「お支払いは現金ですか?クレジットですか?」「色は何色にされますか?」となる。
間違っても、「では今日お決めになりますか?」「今日、ご購入いただけますか?」とは言ってはいけない。なぜなら、お客は『そうだな、今決めていいものかな?無駄なお金は使いたくないから、もう少し考えてみてからでも遅くは無いな』と購入してくれない確率が高くなる。
お客に、購入することを迷わせたり考えさせたりしてはいけないのだ。購入する、しないを選ばせるのではなく、“早く設置するか?遅く設置するか?”“クレジットで支払うか?現金で支払うか?”“ホワイト色にするか?木目調にするか?”という選ばせ方をする。
ある意味、クロージングにも選択基準を知らせることが大切といえる。まとめると、成熟期の場合、以下のとおりである。
3.クロージング。インターネットの場合、支払方法の選択がもっともポピュラーである。※支払方法が1つの場合、現金なら銀行振込か代引きの選択。クレジットなら翌月一括かリボ。それもできないなら、商品到着日の日付選択。それもできないなら、特典の選択。ただし、一方は魅力的でもう一方は価値のない魅力のない特典。悩ませてはいけない。
今日は、情報販売のための執筆を1日中していました。FMをかけ流すことが多いのですが、今日はこの春に録画したPVを流していました。
スペシャ(スペースシャワーTV)の週末にやっているベスト50位というもので、45位がレミオロメンの「3月9日」という曲でした。PVには堀北真希さん(以下堀北真希)が出演していましたが、設定が「卒業式のあと、お姉さんの結婚式に出席」のように思えました。(概ね間違っていないと思いますが、微妙に違うかも知れません)
そのときの堀北真希演じる高校生(厳密には卒業したあとですが)が感じている“空気”に、何か懐かしいものを感じました。野に咲く花、昼の月、日常に何かが潜んでいる気がする感覚。
お姉さんの結婚式の帰り、堀北真希が感じるいつもいた姉がいない寂しさ・・・。そして、思いがけないプレゼントへの喜び。
年を重ねる毎に忘れていく感覚、少し思い出せた気がして感慨深くなりました。それにしても、最近のPVは面白いですね。今気に入ってるのが、KEANEのCRYSTAL BALLという曲のPVです。(洋楽)今回は、まったくビジネスに関係ありませんでした。
といえます。市場のパイを水に例えているのですが、こちら側に水を引き寄せる必要があります。しかし、当然、こちら側以外の方面の水が減ってしまいます。こちらがシェアを伸ばし続ければ、他方のシェアは減少します。当たり前のことです。集客し顧客化すれば、必然的にシェアは伸び、競合他社はジリ貧になります。戦略としては、一石二鳥といえます。
ここでいきなり話は飛躍しますが、だからこそ企業には社会的責任があると私は思うのです。ただ、商売を続けて儲けつづけるだけでも、まわりに影響を与えてしまうのです。もちろん、市場の開拓により、パイが大きくなることもありますが、おおむねシェア1位の会社がそのパイを持っていってしまいます。
シェアを伸ばし、競合他社をつぶすことに、なぜ社会的責任があるのか?と思われる方もいると思います。よく聞く話では、郊外型大型店舗ができ、街の中心部が空洞化したという話があります。それは確かに、中心部のお店の努力が足りない場合もあると思いますが、郊外店にも失業者を増やした現実はあるのです。自由競争、資本主義の社会では必然ですから違法性とか倫理観をとやかく言うつもりはありませんし、問題ないとも考えています。
(※新規雇用している、という反論はごもっともです。しかし、リストラという局面もあります。なお、失業とはつぶれたお店の従業員等のことです。)
ただ、社会はつながっています。コップの水は、こちら側に傾けすぎるとこぼれて衣服を汚してしまうかも知れません。
コンサルタント業は、しがない商売といえるかも知れません。コンサルタント業だけの売上げだと、最高でもまず1億円を越えることはありません。多くの友人、知人、諸先輩方のお話を伺っても、コンサルタント業1本では、たかが知れています。そこで、ほかの異業種に参入したり、有能なコンサルタントの方は実際に自身で開業し成功されたりします。
逆に、既存のビジネスが頭打ちとなり、コンサルタント業に新規参入される方もおられるようです。私は、どちらかということこの後者に当てはまります。
さて、最近CSRが注目されています。何を今さら、と思われた方もおられるかと思いますが、CSRとは社会的責任のことです。企業が与える影響力がグローバルになってきたことを考えれば、また、地球環境のことを考えたサステナビリティ(持続的成長社会という意味合い)のことを考えても、CSRは必要だといえます。
2006年、今年も早半年が過ぎましたが、ホリエモン(前ライブドア社長)逮捕、村上ファンド代表逮捕、と、どうも企業倫理のなかった(少なくとも企業倫理がなかったと思われる)会社の代表が逮捕されたのは、必然のような気もします。
実は、私も企業倫理を持っていなかったころに会社を倒産させてしまった経験があります(何だか言い回しが自慢みたいですが決してそんなことはありません)。倒産とはいっても法人化してませんでしたから、従業員全員解雇、家賃の高かった自宅(3LDK)を解約し安アパート(1R)に引っ越し、事務所閉鎖といった具合です。従業員の人たちには本当に申し訳ないことをしたと今も反省しています。
倒産の原因は、人を出し抜いてでも自社が儲かればいい、自分が儲かればいい、と思っていたことだったと思います。同じ仕入先の同業者が歯ぎしりしたくなるような広告戦略(展開方法)を行い、違法ではないけれど倫理的には決して褒められない宣伝などを行いました。そして、確かに短期間に儲かりましたがまさに“悪銭身につかず”でした。
小さな事を含め悪いことは重なります。財布を落とす、空き巣に入られる、車を盗まれる、信頼していた知人から数十万円だまし取られる、保険が降りない、駐車違反、電車に乗って改札を出ようとしたらキップを落とした、入浴中にでっかい蛾が入ってきた・・・と、まあ些細なことから色んな悪いことが起こりました。
この頃から私は、反省し始めました。自分が儲かれば良い、自分だけが良ければいい、という考え方を改めました。他人が儲かって自分が儲かれば素晴らしい、自分だけ良いのは悪い、という単純な答えを出してみました。すると、気が付けばコンサルタントになっていたわけです。
我が身に良くないことが起こるから、社会的要望が強いからCSRを考えよう、と言ってしまえば、結局は“悪”なのかも知れません。ただ、とっかかりとして、「偽善行為と言われても寄付する」という始めの一歩と同じく、「保身のためにCSRに取り組んでいく」という始めの一歩は、悪いことではないと私は思います。
P.S.このようなホームページを見つけました。とてもユニークです。アドバスターズ(日本語)。
テレビをつけていたら、徹子の部屋をやっていました。ゲストが桂歌丸師匠だったのですが、さすがだなぁと感心させられた発言がありました。そのまま記載しておきます。
MT(MovableTypeの略称)の設置方法について、最近もよく相談されます。もし、悩まれている方がおられましたらご相談ください。簡単な技術ですので、1日1万円(1〜2時間程の電話相談)でかまいません。直接伺うとなると、どうしても30万円以上(消費税、交通費別途)ご請求させていただくことになりますが、簡単なHTML、基礎的なCSSをご存知の方なら電話で十分かと思います。
宣伝になってしまいましたが、メールで価格の問合せをいただくこともありましたので、公開させていただきました。
投資で、これだけはしてはいけない、というものがいくつかあります。フル・レバレッジがその1つです。
レバレッジとは、投資の言葉で「てこ」の意味で、倍率を上げるという意味です。レバレッジ10倍なら、資金100万円を1000万円分運用できるということになります。
これを踏まえて、たとえばFX(外貨投資)の場合、資金が100万円あったとして、利益が10万円分あったら、レバレッジ10倍で運用していたら100万円の利益です。しかし、10万円分の損失を出したときに、レバレッジが10倍なら100万円の損失、つまり資金が底をついてしまいます。
投資の基本的な考え方としては、レバレッジは最大にしてはいけないのです。フルレバレッジは、ハイリスク・ハイリターン過ぎるわけです。これをビジネスの起業にあてはめてみると、起業資金300万円に対し、300万円すべてを使ってしまうのはハイリスクになるわけです。一度の失敗が破綻を意味し、その恐怖から行動力が低くなったり、もしくは小さな失敗ばかり(投資でいう早い利食いと損切りのミス)を積み重ねてしまう、心理状態の悪化があります。心の余裕がなくなるわけです。
ビジネスの場合、成功できない大きな理由は、行動力がないことです。でも、そもそも何に行動すれば良いのか?ということで悩んでしまうかも知れません。
単純な答えかも知れません、ただ情報不足なのです。情報量ではありません。有限の時間の中で、膨大なあなたの役に立たない情報など相手にしていられないはずです。あなたに必要な濃い情報は、どこにあるのでしょうか?
必ずしも正しくはありませんが、高い情報の中に本物があります。情報コンテンツ、コンサルティング料、会員制の情報提供会社など、安い金額設定のものの中から本物を見つけるのは時間の無駄使いだと私は考えています。
ちなみに、私のコンサルティング料金は、一番安いコースで月1回25万円です。インターネット展開(物販)の手法とアナログ広告(来店促進の折込チラシ反応率1%など)の活用などの簡単なものです。以前は、10万円コースもありましたが、やはり安すぎて失礼になりますが私自身が気合いが入りません。これが、多くの安い情報提供商品・サービスの本音だといえます。
じゃあ、高ければ良いのか?というと、必ずしもそうとも言い切れません。ただ、たとえば高額の会員制の会社に入会すれば、グレードの高い方との出会いがありますし、入ってくる情報1つとっても、新聞やニュースになる前の最新のものが手に入ることは珍しくありません。
質の高い情報をいかに早く手に入れるか?これが、リスクを低くしながらのスピード成功法の1つです。
気づいていても、気づいていなくても、チャンスは必ず何度も目の前を通り過ぎています。それに気づき、しかも、遠慮することなくチャンスに手をかけることができれば、後に大きな成功を手にすることも可能です。
しかし、目の前にあるチャンスに遠慮したり、プライドが邪魔して手をかけられなかったり、自分にとってこんなものチャンスでも何でもないと意地を張ったり、もしくは気づかなかったりして、成功できない人は枚挙に暇がありません。
私のクライアントさんの事例として、事業はまあまあだった社長さんがいます。しかし、事業規模は年商5千万。今ひとつ、大きくなれないでいました。そんな折、有名コンサルタントさんの目に止まり、「この社長さんは凄いよ」と紹介されてからが大変。事業の多角化に成功し、人脈は高いレベルまで達し、現在では大企業と渡り合える会社にまでなりました。
取り扱い商品の規模も、1件につき数十万円から数百万円だったのが、現在では数千億円です。詳細は言えませんが、この社長さんは現在に満足することなく、遠慮することなく、高い目標のために小さなチャンスを決して見逃さずに行動されただけです。もちろん、失敗もあります。でも、欲しいものは、失敗しない結果(尻すぼみの現状維持)ではなく、欲しい結果(小さいリスクでの事業規模の拡大)だったわけです。
もし、あなたが現在好調だったとして、それに満足していれば(程度に差はありますが)必ず落ち目がきます。好調な時こそ次の一手がとても大事になります。
油断大敵ですが、でも止まることのできないのが企業の宿命でもあります。(社長の宿命ではありません)
インフォプレナー(情報起業家)になって、成功する方法はいくつかありますが、一番シンプルでリスクの少ない方法は、まず購読者が少なくてもいいのでメルマガを発行します。次に、PDF化するソフトを持っていれば、自分自身のノウハウや情報をPDFデータ化します。(ここは後で詳しく話します)
あとは、予約先行販売すれば良いのですが、販売するノウハウや情報などのコンテンツは、どのようなものにすれば良いのでしょうか?何だって良いのでしょうか?
もちろん、答えはノーです。2005年前半くらいまでは、ブログなどの起業系のコンテンツが売れましたが、最近の兆候としては、あきらかに投資系が売れ筋です。さらに、これから2006年以降は、新しいトレンドが起きそうです。
つまり、今何が売れているのか?ということと、今自分に何ができるのか?知っているのか?ということを、考慮して販売するコンテンツが決まります。まとめますと、
(6)メルマガ内で販売コンテンツとかぶらないノウハウ、もしくは役立つ情報を発信。

【 150】引用元  コンサルタント・ブログ
URL: http://www.mattyan.com/mt/

長い間ごぶさたしてしまいました。私事で恐縮ですが、身辺にいろいろなことが起き、筆を執ることができませんでした。外資系コンサルタントとして仕事をしてきて、感じたさまざまなことを書いてきましたが、今回外資系コンサルタント会社を私自身が離れることとなりました。ですからこの連載(といっても連載というには間隔が開きすぎていましたが)は、今回で最終回にしたいと思います。
私はまったくITと関係のない業界からぽっとこの業界へ転職してきました。いろいろな経験をさせてもらったわけですが、その間にこの業界を取り巻く環境は大きく変化したように思います。数年前はまだITの案件というだけで大きなお金を企業が平気で出してくれた時代でしたし、この業界にいる人もまた、個性の強い(アクの強い)人が多かったと思います。
先日同僚(正確には元同僚ですね)と飲んだときに、「ちょうど三宅さんが入ってきたときの新人が一番個性があって面白かった」という話が出ました。さらに前の時代の新人はもっと面白かったのかもしれないですが……。ただ、近ごろは優等生的な人が増えて、優秀なのかもしれませんが、面白みに欠けているように私も感じます。
私が入社したころは、上にかみつく元気がありましたし、仕事に対する姿勢はとても積極的で、「ああ、コンサルタント会社の新人は、こんなにもアグレッシブなんだ」と感じさせてくれました。もちろん、社会的に非常識な行動を取ってしまうような一面も持ち合わせていましたが……。
このごろの新人はとっても優等生的な人が増えました。非常識なことはしなくなった代わりに、仕事に対するアグレッシブさもなくなってしまったように思います。良くも悪くも昔に比べて活力がないように思えるのです。
業界としては徐々に落ち着いてきて、かつてのような高成長産業ではなく、安定期に向かって動いている。そんな感じを受けます。これからまだIT関連といわれる会社が多く出てくるでしょうが、それはいままでのようにIT自体ではなくて、「IT基盤」の上に立つ新しい会社なのだと思います。しかし面白い時代の名残を見ることができたのは、私にとっては幸運だったと思っています。
ITコンサルタント業界に入って一番強く感じたことは、「幻想を売る」あるいは「無から有を生じさせる」職業だということでした。こういうと、同業の方はとても反発するのかもしれませんが、コンサルタントという職業は、決して地に足の着いた仕事であるとは思えません。
ITの世界はいままで、ある意味「幻想」を売っていたのだと思います。こんなこともできる、あんなこともできる、「はずだ」。もちろん、「はずだ」で終わるものだけではなくて、だからこそこれほど世界を大きく変えてしまったのですし、IT業界が隆盛を誇れたのだと思います。しかし、成功の影に非常にたくさんの失敗、失敗とはいかないまでも、経営的には何の変化ももたらさなかった事例が山ほどあります。
コンサルタントはクライアントに、現実を正確に伝えることはめったにないように思えます。非常にきらびやかな世界をあたかも確実なもののように話すことが多いと思います。しかし、そのほとんどは「うまくいったらできるかもしれない」という世界です。これはITコンサルタントに限らないとは思いますが。私が知っているITプロジェクトで結果として投資した企業が経営的にそのプロジェクトで大きな利益を得たものは数少ないと思っています。
では、コンサルタントが存在する意味はないのか、というとそんなこともない、と思います。
まず、第三者的な立場の人間に自社を見てもらい、意見を聞けること。企業内にいるとどうしてもいいにくいこと、見えてこないことが山ほどあるようです。私がいままでクライアントの方を見てきても、「こんなに優秀な方が、なぜこんな簡単なことに気が付かないのだろう?」と思うようなことがたくさんありました。これはやはり自社の中の人間関係、さまざまな過去のいきさつ、そうしたものに縛られてしまうからだと思います。
また、コンサルタント業界は非常に個性が強く、独特の知識を持っている人が多くいます。また、さまざまな業務に対して知識を吸収することがとても早い人も多いです。適応性が高いのです。逆にいうと、そうした人並みはずれた適応性、知識欲、また我が強いといってもよい個性の強さ、そうしたものがないと、優秀なコンサルタントにはなれないのではないか、と思っています。
これだけ聞くとコンサルタントとはとても優秀な人たちで、この人たちが仕事をしたらすごい、と思われそうですが、実のところそうでもないようです。
実際にコンサルタント業界の人がいわゆる実業の世界で成功した、という話はあまり聞きません。仕事を進めていくうえでとても大事な、「継続性」や「協調性」という点が欠けている人も多いと思います。また、コンサルティングで優秀であるから企業経営に向いている、というわけでもないようで、コンサルタントから企業経営で名を残した人は少ないように思います。やはり独特の資質なのではないでしょうか。
近ごろ職が変わり、また違う世界の人々とお仕事をさせていただいています。中にはシステムエンジニア出身の方もいて、「やはり雰囲気が違う」と感じます。システムエンジニア出身の人はおとなしいひとが多いようでし、コンサルタント業界の人と異なって地に足が着いている。これはとても大切なことだと思っています。いまもシステムエンジニアからコンサルタントを目指す方が多いのかどうか、私は知らないのですが、ものを作り上げて行く喜びがあるエンジニアの仕事はとても魅力あふれるものだと思います。コンサルタントにはさまざまな職業を体験できる魅力がありますが、どうしても何かを主体的に達成することは難しい職業でもあります。最後に判断するのはクライアントですし、コンサルタントはあくまでもアドバイザーでしかありません。クライアントの会社の最終的な経営判断にプラスになる発言をすることはなかなか難しいのです。
もちろん、大きな絵図を描いて、それに従って多くの人々が動き、自分の思ったとおりに物事が進んだときの喜びは大きなものです。たくさんの人々と一緒に働き、1つのプロジェクトを成功に導いたときの喜びはまた格別のものだということもよく分かっているつもりです。それは一般ではなかなか味わえないものかもしれません。しかし、ものをつくり、それを現場で実際に使う人が見て喜んでくれる、そういう喜びも大きな絵図を描いて得るものに決して劣らないものだと思います。
天職、という言葉があります。自分に合っていて、かつ、自分でもそう思える職業のことか、と思っていますが、自分に合っていても、自分ではそう思えないこともままあるようです。他人が食べているおいしそうなお菓子は自分にとっては毒になるかもしれません。ほかの世界へのあこがれはその世界をよく見て、それ以上に自分をよく見てからでなければ、胸にしまっておいた方がよいことが多いようです。
これは私の経験です。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
プロのカウンセリングで、自分では気付けない『譲れないポイント』が見えてくる!
■ 組み込み未経験のエンジニア、大歓迎 ■ モノづくりの現場に興味がある方へ
企業システム開発のスキルを生かして、組み込み業界へキャリアチェンジのチャンス!
北海道のエンジニア力はわれわれが底上げする 地方にいながら大規模案件や
革新的なITソリューション案件の開発業務に携わり、エンジニアとして成長しよう
最先端技術から、人脈やキャリアまで。飛躍したい人々に選ばれる理由がここに――
「ものづくりアーキテクト」の基礎から、実際にモノを開発するプロセスまで実体験!
このボタンを押した後はマイナビ派遣の検索結果ページへリンクします
フリーエンジニアにとっての資格の有効性を考える キャリアパスとその費用対効果は?
コンピュータの高速化技術の1つであるメモリインタリーブに関する記述として、適切なものはどれか。
主記憶と入出力装置、又は主記憶同士のデータの受渡しをCPU経由でなく直接やり取りする方式
主記憶にデータを送り出す際に、データをキャッシュに書き込み、キャッシュがあふれたときに主記憶へ書き込む方式
主記憶のデータの一部をキャッシュにコピーすることによって、レジスタと主記憶とのアクセス速度の差を縮める方式
主記憶を複数の独立して動作するグループに分けて、各グループに並列にアクセスする方式
@IT自分戦略研究所トップ|自分戦略研究室トップ|会議室|利用規約|プライバシーポリシー|サイトマップ
著作権はアイティメディア株式会社またはその記事の筆者に属します。(著作権について)

【 151】引用元  コンサルタントの存在意義って何だろう − @IT自分戦略研究所
URL: http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/consult/consult026.html


トップ