お盆そのものは精確には7月15日の1日だけなのですが、正月と一緒で３ヶ日以上ということになりますと、地域によって様々なので、難しいですよね。
確かに15日に送りをしている所がおおい。だから、日没以降に盆の棚経まいりに行くと、昔はよく怒られていた。もう先祖さんは帰ったゾと。
別府市誌２００３版の民謡・盆踊りの項にある「別府六調子くどき」には「盆の１６日には」と度々でてくるので、別府市の場合１６日もお盆ということになる。
別府市内の曹洞宗海門寺の精霊舟は16日にでているので、16日が盆の送りになるだろう。
迎えから送りまでを盆の期間とすれば、ウチの地域では13日から16日となるだろう。
ただ、地蔵盆まですれば、24日までだろうし、8月1日を釜蓋朔日といって盆の入りだとすれば、かなり長いお盆になります。
盆の棚経の期間が長くなると、「楽なお盆の棚経にしようとする」ボクの思惑に合致するなぁ。
普通は、四十九日（満中陰）を迎えた後でないと、初盆会（はつぼんえ）を行いません。
従って、7月1日以降に亡くならた場合、来年初盆会を執り行うことになります。また、そうお願いしております。
がしかし、今回のお家に関しては例外となりました。ウチの様な住職一人だけでお盆の棚経まいりをしていますと、お盆の最中にはとても忌明けの法事、お墓へ納骨の時間がとれません。
ですから、こちらから7月末に三十五日の忌明けを行っていただくようお願いしました。
来年の初盆会というのは、一周忌を行ったのちに初盆を迎えるため、順序がピンとこないようです。
確かに一年のうちの7月から8月の盆明けの間（45日間ほど）がご命日となるのは少数派ですから。
でも、三十五日で忌明けをして半月後には初盆会というのは、片付けや準備やら、ご遺族さんにはたいへんなことだろうと、思います。
読経の時間が短いといわれればその通りです。翌日の葬儀だと1時間弱かかりますから。
で、そうなると、早く帰りたい人も沢山いるわけです。場の雰囲気が崩れるくらいならば、短くても荘厳な雰囲気で行いたい、と思うのです。
弔問のお客さんは、焼香して喪主のところでご挨拶して、親族にも挨拶して一言二言言葉をかわしているうちに、次々と一連のものが繰り返されて、通夜の会場がざわついて、お経どころではなくなり、ボクは事態を収拾できないまま、読経が終わったことがあった。
お通夜にはまず戒名が間に合わないので、通夜のあと、ウンウンと唸りながら戒名を考えます。
亡くなってから四十九日の期間を「中有（ちゅうう）」「中陰（ちゅういん）」という。
辞書によると、「死の瞬間から次の生存を得るまでの間の生存、もしくはその時の心身をいう」（岩波仏教辞典)
世間では、「亡くなってからの四十九日があしかけ三ヶ月に亘るとよくない」ので、二月（ふたつき）に切り上げる。すなわち忌明けの法事を三十五日に取り上げる。
「仏教の教えにはないことです！」、と断言しても、「忌明けを三十五日にする」はなくならない。
ボクが聞いたところの根拠としては、「始終苦が身つきになる」（四十九が三月になる）の語呂合わせだけ。
四十九日の中陰（ちゅういん）は、インドの仏教から続いているものだけれど、それより語呂合わせ
もっとも、月の初めには忌が明けて、仕事や商売ができる、という生きている者の都合らしい。
忌明けに「精進落とし」を行って通常の生活に戻るなんてことは、今では行わずに、葬儀の当日にす
るくらいだから、「忌が明けること」＝「通常の生活にもどること」ではない。だって四十九日も仕事
だから、忌明けを足かけ3ヶ月に亘らないようにするのも、不要だろう、とボクは思っている。
今、世間でもっとも信頼できる人は、細木数子さんとみのもんたさんぐらいらしいから、当然、ボク
精進上げ 骨揚げの終わった夜に「精進上げ（落とし）」をします。僧侶や葬儀でお世話になった人たちへ慰労感謝を込め、後に残った近親者や親類の人たちがともに食事をします。酒の酌も済んだところで、お開きにします。
「精進上げ」は精進期間が終わりましたという時に行うと、覚えていただけに、とても不思議な記事だった。とりあえず、辞書で調べた。
１）岩波仏教辞典「精進」の項目の説明仏事や神事のために期間を限って精進をする場合，その期間が終って平常の生活にもどることを〈精進明(あけ)〉〈精進落(おち)〉〈精進解(どき)〉などという．現在では，服喪の期間が終り，菜食本位から解放されて肉食をとることが許されること，またその時にもてなす料理を意味することが多い．
火葬場より戻った後、初七日を取り上げて行い、その後、「精進上げ」の食事をする。
これが大多数となってしまった。それで、大多数であれば標準ということであり、時間の経過を軸に説明しているので、記事のような表現になっているのだろう、と推測する。
精進の期間がどこにあったのか。現在、この近郊で行われる葬儀では、分からなくなっているはず。
亡くなった時から特別なことをたくさん行う。たとえば、ご飯に箸を立てる（絶対してはいけないと食事のマナーとして教わる）ことや、家ではカマドの火が使えないから、仕出しなどを利用して火を使わないようにしていること等。
ご葬儀という特別な行事が終わり、もとの生活に戻る区切りとして精進上げの食事をすること、を知っていただくことはできないものだろうか。
お大師講（毎月21日にお大師様におまいりする集まり）の皆さんが、6月だけ15日にするというのは、忘れてしまいそうだから、21日に遅れてでもいいじゃないですか！ということなんです。
そのうち、お大師さまのお誕生日らしく甘茶かけができるようにしたいなぁ、と考えていますけど・・・・・。
別のお寺さんでは、月遅れ（7月15日）に誕生会（たんじょう”え”）をされていたりします。
お勤めをしながら、お大師さまの御蔭でボクはご飯がいただけるんだなぁ、とふと思いました。
お坊さんの仕事もビジネスですから、「儀式を司るという労働に対価として金銭が支払われる。」と、考えているの人が多いのだろうか。
ボクの住んでいる地域では、御葬儀の翌日に喪主（とその家族の方数名）が寺にまいることになっている。「お礼参り」と呼ばれ、挨拶がてら御葬儀までの御布施を持ってこられるのである。
確かに労働の対価として賃金を支払うというのは間違いではないだろうけれど、【お支払い】は、どうもねぇ・・・・。
ボクにしてみれば、ご葬儀のとき、「ご本尊さま、本尊の威光によってこの者を御浄土に導きたまえ」と、祈願しているつもりだし、きちんと【教えを施す】法施を行ったと自負している。
だが、「仏様に仕えている者」にはオマエさんは見えないじゃねぇか！と指摘されれば、お手上げですけどネ。
顔なじみの＜口の悪い＞方にかかると、「葬式って坊さんの時給が高くていいねぇ！」と茶化されてしまう。
【 148】引用元 じゃぱ・じゃぱ〜愚僧の独り言〜: 仏事関連
URL： http://pub.ne.jp/koyaji21/?cat_id=22724&page=2
なお、故人の強い希望により、家族とごく近しい親族だけで父を見送るつもりでございますので、まことに恐れ入りますが、皆様に葬儀へのご案内を差し上げることができません。
また、入院中は多くの皆様にお見舞いを頂きまして本当にありがとうございました。きちんとご挨拶も申し上げないまま他界してしまった父に代わりまして、改めて御礼申し上げます。
人一倍子煩悩だった一郎のことですから、幼い子供達をのこして旅立つのはさぞかし心残りであろうと思いますが、長男の太郎も、次男の次郎も、今朝からは涙ひとつ見せずに「お母さんを守る」と母親に付き添っております。
故人に代わりまして、生前の皆様のご厚情に感謝申し上げますと共に、どうかこれからも亡き父同様、温かいご厚誼を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
それまでは病気らしい病気もしたことがなく、会社と自宅以外には遊びにも行かないような人でしたが、入院してからは、家族と過ごす時間も増え、むかし一緒に釣りに行った時の想い出話に花を咲かせたこともありました。
もっと父と語り合いたかった、もっと父からいろんなことを教わりたかった、という気持ちがこみ上げて参りますが、きっと今頃、父はこんな私を見て「まだ甘いな」と笑っていることでしょう。
（まことに恐れ入りますが迷惑メール対策のため、画像で表示しています。
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【 149】引用元 マナー・葬式・葬儀・精進落としでの喪主、遺族代表の挨拶スピーチ例
URL： http://www.jp-guide.net/businessmanner/b-manner/speech-soushiki-izoku.html