お葬式の費用や香典の額、マナーや慣習、礼儀作法、挨拶の仕方など、人には聞けないお葬式の情報集

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お葬式はわからないことだらけ・・・少しでもお葬式のマナーや慣習を知っておきましょう。

最終更新日  2008年 02月 12日

知っとは?

★突如としてあまりにショックな話が持ち上がり、その夜は関係者と激しく痛飲。最後は前向きな話で終わった・・・はずだが、酔っててあまり覚えておらず。で、朝気づくと鞄の中に飲みかけの白ワインが1本つっこまれていた。いつのまに?
★読書は減る一方。マンガはそこそこ読んでるんだが・・・そんな中で本書をようやく入手。
「リビング新聞」「ぱど」などの老舗から「R25」などのフリーマガジンまで、無料紙誌市場の概況がざっくりとわかる一冊。フリーペーパーの配布手法には「ラック置き」「手渡し」「宅配「職域配布」の4つがあり、これらを媒体特性に合わせて適正な割合にミックスさせ使用する・・・など、同じ紙の業界にいながらよく知らなかったことがいくつも書いてあり勉強になる。業界団体が把握しているものだけでも、約1200誌、3億部が発行されているというフリーペーパー市場。広告規模についても明確な調査は存在しないが、一説ではここ5年間でほぼ倍増して約4000億円市場に到達したとも言われており、すでに有料の雑誌広告市場を追い抜いているという指摘もある。何のことはない、雑誌業界が「インターネット広告市場に雑誌が抜かれた」などと騒いでいる間に、より距離の近い競合媒体が異様な成長を果たしていたのだ。
★本書を読んで思い出したが、日本にも無料の日刊新聞『ヘッドライン・トゥデイ』が登場したことがあった。しかし、本書で指摘されるところによると、通信社、広告代理店、印刷会社、駅などの設置個所などすべてから抵抗を受け、当初の理想とはかけ離れた形でのスタートを余儀なくされ大苦戦。現在はTOKYO HEADLINEとタイトルを変え、週刊発行の形態に変わっている。ここからも、日本マスコミ産業の閉鎖性がよくわかる。
★すでに先週のことだが、阿佐ヶ谷ロフトで<「雑誌」に未来はあるか?>というトークイベントがあることを知り、仕事帰りに駆けつけてみる。大盛況。話し手はフリー編集者の仲俣暁生氏、元『QJ』編集長の森山裕之氏。ゲストに『en-taxi』の壹岐真也氏、『HB』の橋本倫史氏を招いていた。会場は雑誌やミニコミ、フリーペーパーの編集者が多い模様で、話題に上るのも大手情報誌や週刊誌ではなく個人誌的なものが中心で、いわゆる私の守備範囲でいうところの「雑誌“産業”ヤヴァイ」という話はほとんどなかった。とはいえ、興味深い話も多数。80年代の出版文化を経験している『en-taxi』の壹岐氏は、『PENTHOUSE』の創刊直後に編集部に携わり、六本木に事務所を構え月収100万円を超える大盤振る舞いな生活をしていた経験があるとか。一方、『HB』の橋本氏は82年生まれで雑誌をたくさん読んだ経験もなく、ブログもmixiもやっているけど、政治などを勉強しているうちに「自分が読みたい雑誌がない」と自然に思い、自然と雑誌を作る方向に向かっていったという。雑誌の黄金時代を経験している人と、紙媒体に何の思い入れも感じてない人。ここに大きな差があると思った。
★これも先週のことだが、出版関連勉強会INCにも久々に。当勉強会の主宰である石塚昭生氏が初めての著書『石塚さん、書店営業にきました。』をもうすぐ出版するという。「書店員から見た出版営業」について、心構えからテクニックまで非常に懇切丁寧に解説しており、版元営業の人にはぜひ読んでほしい一冊。できれば、営業となって半年とか1年とかたち、一通り仕事は覚えたけど色々不安、な時期に読むのが良いかと。
「キャバクラ」の定義について編集会議は大紛糾。しかし誰もキャバクラに行った経験がなく、結局のところ収録を取りやめたというエピソード・・・。ここまでいかにもな話だと、むしろ怪しい。なんか岩波書店の宣伝担当者が作った話なんじゃないかと!?
症状としては「自己評価の向上」「やっつけ仕事の増加」「根性論率の増加」など。あーわかるわかる。これはマズイなぁ。自分でも気づかないうちにかかってしまいそうだ(いや、すでにもう兆候が表れているのか?)。肝に銘じます・・・。
★5万円のミニノートパソコン、Eee PCを購入。発売日当日の夕方、打ち合わせ先から会社に戻る前にビックカメラに寄ったらすでに黒は売り切れ、白も残りわずかだった。週末まで寝かせてたら手に入れられなかったかも。よかった・・・。しかも、イー・モバイルとセットで契約すると19,800円に!これでWindowsXPのパソコンが手に入るとは恐ろしい。不満を挙げたらきりがないんだけど、この値段ならまぁいいか、って気になってくる。サブノートとしてはまさに理想的!
オリコン史上最悪の売上の記事を受けて。確かにダウンロード配信がここまで普及した今、CD等のパッケージ販売だけのランキングに意味はないだろう。そもそもオリコンが本当に公平中立なランキングを出しているわけではない。広告収入を基本としている企業であれば、某かの便宜が図られることは自明だろう。
セカンドライフが企業主導で走りすぎて大コケしつつある中、次に注目され始めている仮想空間がこちら。日本人の好みに合うようなキャラクター造形、そして東京二十三区の町並みを模した空間が特徴である。現在α版テスト中。関係者と会う機会があったので自分でも試してみようと思うが・・・うまくインストールできず。なぜだ?
コンテンツホルダーとしては著作権侵害の温床となり頭を悩ませる存在だったYoutubeと角川書店グループが提携。
「オタクと名付けられた人たち」が世間一般から不当に白い目で見られるようになったのは、確かに宮崎勤事件を契機としてであろう。だが、オタク的な人に対し冷たい眼を向ける行為自体は、そのはるか前からあったはずだ。私自身は、オタクとはその趣味趣向のジャンルではなく、その消費の仕方、そして対人コミュニケーションの仕方に特徴があると思っている。アニメやゲーム、アイドルが好きな一般人もいるし、コスメやファッションにハマるオタクもいる。
でるべんの会は、お陰様で同会が始まって以来最大の参加者となり大変盛況となりました。お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました(スタッフの皆様もお疲れ様でした)。内容はご参加いただいたこちらの方がまとめてくださっているので割愛します。
「書店が文化を作る」とかいう話になるとたいてい池袋店の“今泉棚”を中心としたリブロの存在が大きいのですが、「実はパルコブックセンターはリブロよりもセゾン文化を体現していたのではないか」という梶村さんのお話は面白いと私は思いました。とはいうものの、やはり「次はリブロの話を聞きたい」という声がアンケートなどからも多かったことをご報告します。幹事の次なる課題ですね。
★1月に入っても仕事量は変わらず・・・これはもう、恒常的にこのくらい自分は忙しいのだ、と受け止めるしかないなぁ。あとはスタッフが増えるか、今ある業務を切り捨てるか、どちらかしかない。それと、自分もほおっておくと話が長くなるタイプなので、他者との打ち合わせはなるべくポイントを絞って短時間で切り上げる、とかね。あ、「酒を一切飲まない」という選択肢もあるのか・・・いや、でも無理だよなぁ。私は勝間和代氏のように、知的生産性を高めるために全ての無駄を排除するという生活はまだできそうにない・・・。
★本屋大賞ノミネート作品が発表。直木賞受賞の桜庭一樹が2作ランクイン。投票する書店員の皆様にとってはこれからが大変だ。すべてのノミネート作品を読んだ上で二次投票に臨まなければならないから。既読の本が多い人はいいけれど、そうじゃない人は一か月程度で全部に目を通すのって・・・ご苦労様です。
★そういえばココでまだ草思社の話をまったくしてなかったことに気づいた・・・書店店頭では「草思社応援フェア」を行うところが徐々に出てきており、再建に向けての動きが期待されている。ちなみに同社は営業部主導でタイトルを決めていた。その話が広まり始めた90年代中盤のころはそのやり方自体が出版業界の中では新しく、それ以来多くの出版社で営業がタイトルに口を出すようになった。ただ、ここは重要なのだが、そういう形式だけ真似ても意味がない。結局営業サイドが編集にモノ申せるだけの商品知識と市場動向と、そして売れる本にするだけの企画力、編集能力を持っているのか? それを抜きにして単に意見を言うだけでは、下手をすると単なる品評会で終わったり個人的な感想をぶつけるにとどまったりに終わってしまう。
★新しい本にまったく手を伸ばせていない。ここ数日は書店にもほとんど足を運んでないから、どんな本が出てるかもよくわからん・・・(booplogの「本日入荷!」コーナーを眺めるのが精いっぱいだ)。そんなわけで最近の通勤途中などでは、積読にしていた本を徐々に消化する方向に走っている。
メディア・イノベーションの衝撃―爆発するパーソナル・コンテンツと溶解する新聞型ビジネス
ネットメディアが普及した今ジャーナリズムはいかに・・・というテーマで新聞界からネット界まで各業界の気鋭の論じ手が終結した読み応えのある本、というか読み応えがありすぎてほとんど読み進めてない。自分自身は正直言ってジャーナリズム論にそこまで興味がないので・・・。とはいうものの、後ろのほうの章にあった「進化するWeb広告とメディアの収益構造を考える」というところを先に読んだら自分には非常に興味深い記述がいくつか。
そもそも新聞社、出版社は安定的な販売収入と、景気に変動されやすい広告収入という2本の収入の柱を持っていて、うまく組み合わせることで経営のバランスを保っていた。とはいえ、既存マスメディアは総じて大きなコストを抱えており、Yahoo!やGoogleのようなネットメディア関連企業と比べると損益分岐売上高が非常に高い。今後既存メディアがネットの世界で戦うためには、「戦う土俵を変える」か「体質を変える」かのどちらかしかない・・・非常に乱暴にまとめてしまったが、まさにその通りだと思う。別にこれは「大手マスコミは既得権益で社員の給料が高い」とかそんなことではない。そもそもコンテンツを自前で作り、なおかつ流通も自分で行う(場合によっては印刷や流通のインフラそのものも持つ)というのは、それだけ高いコストがかかるということに他ならないのだ。
男子トイレの小便器の目の前にモニターを置いて広告流す・・・って日本もどこかの駅で実験的に置かれていた気がする。確かに立ち止まらざるを得ないし、他に見るところも見ないから確実にリーチはするのだろうが、そもそも「トイレで広告を流す」こと自体が、商品に対するイメージを傷つけることにならないか。だから普及してないんだろうなぁ。
★結局更新に間が空いてしまったのは、先週末に風邪を引いてしまったためでもあります。熱はあまり出てないものの、のどが痛くて声が出なくて・・・今もまだ、自分の声が出せない状況で、つらいなぁ・・・。
★芥川賞・直木賞決まる。文芸オンチの私はそもそも桜庭一樹が女性だと知らなかったよ。そして芥川賞の川上未映子って、音楽活動もしていた人という異色で美形。これは広く話題になりそうな気が。
★リアルの書店で購入したら、翌日amazonから届いてしまった。またダブって買ってしもうた・・・。
とにかく売れてる一冊。ライフハック本が好きな私としては、「あぁ知ってる知ってる」と思いながらも楽しく読んだ。パソコン活用法、読書術、生活習慣、情報のインプット手法からアウトプット手法までど幅広いジャンルで著者のやりかたが凝縮されており、本当にこれをこなせるならば、知的生産力は誰でも強烈にアップするだろう。ていうか、そこまで徹底できないからみんなダメなんだし。
本書の中で繰り返し述べられているのは「フレームワーク力」の重要性である。「情報の山をある目的のもとに整理し、思考の枠組みを作る」ことで、抽象化され使い回しが効くようになる。著者は20代で外資系コンサルに転職した際、あまりの話のわかりづらさに周囲が困惑し、社内で「なぜ勝間の話はわかりづらいか」アンケートを取られたほどだったという。そこで言われたのが「フレームワークのない会話なんて、主婦やサラリーマンのおしゃべりといっしょだ」というセリフだとか。ここが私は妙に印象に残った。散文的な会話を否定するわけではないが、ビジネスにはビジネスに必要な文法がある。ビジネス用語や最新の情報を頭に叩き込む前に、まずは情報を整理しわかりやすくする力が必要だということだ。
★『のらみみ』アニメ化。単行本を買い続けてて密かに好きなマンガの一つ。第一回を見たが世界観が原作に忠実で、かわいくてほのぼのしてて泣けて、いやーいいアニメだと思う。深夜帯の放映がもったいないが、パロディの集合体で成り立っている作品だから、あまり表舞台にないほうがいいのか。ニコニコ動画で第一話があがっていて、そちらでも妙に盛り上がっている(直リンクは貼りません。著作権への意識が・・・と言ってる人が積極的なのもどうかと思うので)。
なお、単行本も最新5巻が発売中。小学生男子の家に居候する「魔女っコ」の話は・・・妙に泣けたなぁ。
iPhoneが登場してない日本ではまだ先の話だが・・・日本でモバイル端末というと今はNintendoDSのほうが優勢だが、近いうちにiPhoneが次の時代を作ると思われる。そうなったときに出版社、というかコンテンツホルダーはどんな企画を作りどうコンテンツを供給して商売にしていくべきか。
★『R25』のWebサイトがリニューアルし、「記事のほぼ全文がネットでも読めるように」なった。以前『R25』は富士山マガジンサービスでデジタル雑誌版の供給を行っていたが、昨夏に提供を中止していた。要は誌面そのものをデジタル化するのではなく、Web用にレイアウトをし直して原稿を再掲するということだ。もともとスクエアなレイアウトをしている同誌だからWeb流用もしやすいし。
ジャニーズ事務所のタレントは徹底してWeb上で画像を掲載しないが、最近はやや緩めてきている。ケースの一つとしては、ジャニーズ自身が映画などに出資元として参加をしている場合。『HERO』でキムタクの画像が使われているのもその一つである。あとは憶測だが、役者ごとというよりは担当マネージャーによって対応が違う・・・という噂を聞いたこともあるし、実は作り手のほうが「ジャニーズはWeb一切だめ」と自主規制してるだけで、状況次第でOKになることもある、なんてことを言う人もいる。誰か正しいことを知ってる人はいませんか。
★「でるべんの会」勉強会へのお申し込みをいただきました皆様、ありがとうございます。申込が早々と集まり、10日前にして懇親会の受付を〆切らざるを得なくなりました。講演会そのものはまだ席に余裕がありますので、興味をもたれた方は取り急ぎご応募ください。何度も言うけど今回は面白そうだ・・・。
★某カンファレンスを聴講するために初の海外出張が内定。まだ先なのだが超緊張。自分ひとりで非英語圏に行くなんて・・・信じられない!
新技術のほとんどは今ある機能を成長させる「持続的技術」であるが、まれに従来の技術の存在を無にしてしまう「破壊的技術」が現れる。本書では米国でIT業界の調査を行う著者が、豊富な米国での事例をもとに、10のキーワードでいま起こっている破壊的トレンドを紹介する。米国ITの事例はWebメディアで断片的に読むことはできるが消化不良で、大きな流れをつかむことができていなかった。まだ半分くらいしか読んでないものの、多くの情報を整理できる枠組みを与えてくれた本書に感謝する。
★本書の中で気になったキーワードに「<稀少経済>と<潤沢経済>」というのがある。端的に言うと、小売において在庫量に限界があるリアル店舗は稀少経済型、無限に棚が作れるネット通販サービスは潤沢経済型であるといえる。これはメディアの世界でも一緒で、雑誌や新聞は発行期間が決まっており頁数にも制限があるため、編集長やデスクや整理部の者がどの記事をどのように扱うかを決定し、他を捨てる編集作業を行わねばならない。一方、Webの世界ではユーザーが自分の趣向に合わせてマイページを作り、興味のあるニュースのみを引っ張り込むことが可能になる。そしてそれを公開し人に読ませることもできる。読者の数だけ編集長がいる状態だ。私自身は、情報の潤沢経済化がどんなに進んでも「カリスマ編集長の視点」というものは価値があると思っているし、メディアのブランドは保てると思う。しかし、Webそのもの、あるいはWeb業界に登場するいくつもの技術が旧来コンテンツビジネスの枠組みを破壊する技術であるという認識は間違いがないだろう。
私も新聞や中吊り広告の制作を担当したことがあるので、この手の「審査」に悩まされたことが多い。明確な基準があるわけではなく、その時見た担当者の主観によるところが大きいんだよね・・・と言いつつ、この報道により蘇民祭の名前とこの図案は多数のニュースに取り上げられた。JRポスター掲出を失ったものの、それの何百倍にもあたる宣伝効果があったという、損して得を取った典型例。
PHSサービスが登場したのが大学3年生くらいのときだったかな。ケータイとPHSのデュアル端末、「ドッチーモ」を使いけっこう長い間保持していたのだが。13年って、長いようで短いようで。
★一年ほど前から顔や首などの肌の調子が悪く、たまに皮膚科の世話になっている。23〜24歳くらいまではアトピー性皮膚炎に悩まされていた(といっても、本当に重い症状の方に比べたらまるで大したことはないが)。社会人生活を進めるに従い症状が出なくなってきたのだが、最近疲れがたまったりすると簡単にかゆみや炎症が出はじめる。クスリをつけると2〜3日で治るんだけど、しばらくほっとくと何かのきっかけでまた・・・の繰り返し。まぁ、ある程度は病気と一緒につきあいながら生活をせねばね、って30代のセリフではないな。
★「このマンガを30歳すぎのオッサンが薦めるのは気味悪いなぁ」と思いつつ、とても面白かったので周囲の女子に読ませまくっている。
ごくごく普通の健康優良中学生たちを瑞々しく描く。漫画家に憧れ小遣いをはたいて異様なプレゼントを買ってみたり、性教育の授業のあとで悶々として親や兄弟を見る目が変わったり、憧れの先輩に言われた何気ない一言で妙に傷つき校舎のトイレに駆け込み泣いたり・・・渡辺ペコのマンガを読むのは初めてではないが、・・こりゃとりわけ恥ずかしい。青春だ。しかも大人になった人が昔を懐かしみ思い返す、美化された青春だ。『鈴木先生』『中学生日記』に続く中学生マンガとして自分の書棚に並べてみる。
★と思ったら、Q.B.B.と渡辺ペコのトークイベントなんてのがあるのか。やっぱり・・・。
新年一発目の大きな話。ただし、なくなるわけではなく、すでに新たな出資元も表れ再建に向かっているという(公式サイトでの案内)。それ自体はいいのだが、問題なのは一部報道で取りざたされた新風舎の商法はそのままなのか、ということだ。自費出版系の出版社の場合、お客となるのは本を書きたい素人の人たちである。彼らは出版業界に対する知識はまるでない(500部しか吸ってない本が本当に街の書店に並んであわよくばベストセラー、なんてことにフツーなるわけなかろう)。どうしても出版社が情報を持つ者となり、お客は情報を持たない弱者となる。出版社のほうはさまざまなリスクも含めてよっぽど丁寧に事前説明を行わない限り、いや、仮にちゃんと行ったとしても、お客のほうは何かにつけて「だまされた」という思いを持つことになってしまうだろう。
電車の中で本を読んでる人が減った・・・とはよく業界内で気候のあいさつのように言われることだが、この調査ではむしろ書籍を読んでる人は微増している、というデータ。調べてるのがトーハンだから、本に対して悪いことは書かんわな・・・という邪推はさておき、やっぱり一番の強敵は「睡眠」なのだな、と。本を読むという欲求は人の三大欲求とは別のところにあるからなぁ。
★今日から本格始動。「これは冬休みの宿題にしよう」と思っていたことはほとんど片付いておらず。あぁあれもこれも作らなきゃ・・・。
★出版業界の中に身を置く者として、今年もなお、先行きがまったく見えず苦しい状況である。ここで問題なのが、いくら部数減だのなんだのと言っていても、出版社というのは「低投資でそこそこ儲かる」業態であるということ。同じことをWebの世界でやろうと思ったら、ある程度の投資が必要な上に、1勝9敗とでもいえばいいのか、一部の勝ち組以外はまったく生き残れないということになってしまう。出版の場合はいくら売れないとはいっても、人件費を切り詰めて細々とやれば、なんとかなったりする場合も多い。商売の世界でここまで多様性が認められて参入が容易な業界は珍しい。この中で我々は何をすべきなのか。
「あなたの体験&脚本をプロの手でオーディオブック化し、iTSで世界に発信する」という企画。オーディオブックは米国でこそ相当普及しているものの、日本では今一つブレイクしてない気がする。今後急に伸びる見込みがあるのだろうか?
スクープを連発している「週刊現代」ですら半期で15%の部数減。ニュースをネットで見て済ますという傾向が進んでいるのは間違いないが、新聞や通信社が担う公式情報を中心にした一次情報と、週刊誌などが追う情報とではそもそも種別が違うのではないか。しかし、たぶん読者は区別がついてないのではないか。
まずはコミックから導入。いよいよ実用化に向けて走り出した。もちろん本の中にICタグをただ入れるだけではダメで、それを読み取る側がどう利用するかが重要である。私自身はICタグによる管理ができれば、本によって販売条件を変えることができたり、より正確な送返品実績が把握できたりするのではないかと期待しているが、それにしたって、やろうと思ったら誰かに新たな業務が付加される。いつもながら「じゃあそれ、誰がやるの?」という議論で止まってしまうものだ。
以前も紹介したと思う、地方テレビ局勤務にして自らインディーズで表現活動を行ってる人のブログより。
リンク先の中間決算資料は未読だが、どうやらブックオフの成長にもかげりが見え始めているらしい。そりゃそうだろうな。
架空の本をでっちあげ、表紙や商品紹介文も作りこみ、そのうえで架空の書評を掲載するブログ。架空とは言いながら、興味をそそられるタイトルがいくつも出てきて楽しめる。ココ見て本気で企画を立ち上げる編集者がいるんじゃないかな。『脳を鍛えるパソコン術』ってタイトルの本、明らかにありそうじゃないですか。
★仕事用の資料を持ち帰るためなどにUSBメモリを利用しているが、いつも困るのが保管場所である。そう思っていたところカード型の「U510」というのを見つけ1GBのものを購入。薄さ3mmなので、常に持ち歩く「ほぼ日手帳」のカード用ポケットに収納ができる。コネクタ部分が薄っぺらくて大丈夫かな?とちょっと不安になるが今のところ何も問題なし。ようやく自分にとって理想的なメモリが見つかった・・・。

【 177】引用元  知ったかぶり週報
URL: http://www.sittakaburi.jp/


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