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最終更新日  2008年 02月 12日

法要とは?

七日目に初七日法要、十四日目に二七日(ふたなぬか)法要、以下同様に三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(四十九日)法要と続きます。
初七日法要は、最近では、火葬場から戻ってすぐに精進上げと同時に営まれるケースが多いようです。
二七日から六七日にかけての七日毎の法要は、家に住職を迎え読経してもらいます。特に人は呼ばず内輪だけで営みます。
残された家族にとって本当に悲しくて寂しい時です。忙しくて留守がちということで省略なさるケースもよく聞きますが、お願いすればお寺に於いて中陰法要をつとめていただけます。
七回目の四十九日法要を以って満中陰を迎えるといい、俗に言う「忌明け」「喪が明ける」「壇ばらい」です。
七七日(四十九日)の法要は、親戚、近親者、親しかった友人を招きます。また、この日に納骨埋葬を兼ねることが一般的です。 したがって、準備手配は早めにしておく必要があります。
亡くなって百日目です。住職を迎え読経してもらいます。たいてい内輪(家族)だけですませます。時代の流れか最近では省略される場合も多いようです。人を招き盛大に執り行うだけが法要ではありません。
初めて迎える盆で新盆供養とも呼ばれます。四十九日に達していなければ、翌年になります。
お盆行事は地域により様々ですから、詳しくは菩提寺さまに相談なさるといいでしょう。
三回忌二年目(翌々年)の命日で三年目ではありません。規模を少し縮小して営まれます。
七回忌、十三回忌、十七回忌六年目、十二年目、十六年目に営まれます。更に規模が縮小されます。
二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌二十二年目、二十四年目、二十六年目のどれかで1回営まれます。何年目に行うかは宗旨と地域で異なります。また、最近ではパスされるケースも多いようです。詳しくは菩提寺さまにお尋ね下さい。
三十三回忌三十三回忌をもって弔い上げ(法要行事の完了)とする地域もあります。その場合は、最後ということで盛大に営まれる事が多いようです。
五十回忌最後の法要です。一般には、五十回忌をもって弔い上げとすることが多く、したがって盛大に営まれます。五十回忌を終えれば先祖代々の仲間入りです。
月日法要亡くなった同じ日に、毎月住職を迎え読経してもらうことで、お月忌(おがっき)と呼ばれます。お寺にお願いしておけば毎月決まった日にお参りしてくれます。旦那寺が遠ければ同じ宗旨の近くのお寺にお願いすればいいでしょう。月日法要は地域により宗旨により活発であったりそうでなかったりします。
祥月命日毎年の命日です。お月忌(おがっき)が無理でも、1年に1回ですから祥月命日には住職を招きたいものです。仏壇はふだんより盛大に荘厳、故人の好物をお供えするくらいで大掛かりにする必要はありません。
年中行事春秋のお彼岸、お盆、宗祖の誕生日、命日等、お寺では大がかりな法要法会が営まれます。お寺の行事に合わせて、仏壇のお花を新しくし、お菓子やくだものなどお供えするといいでしょう。
輪廻という言葉があります。死んでは生まれ変わり、また死んでは生まれ変わるということです。その生まれ変わりに要する期間が49日で、この期間を中陰または中有(ちゅうう)と呼びます。
中陰の期間中、追善のための7回の法要は仏教に由来しますが、百ヶ日、一周忌、三回忌は、もともとは中国の風習です。
さらに、7回忌以降の法要は日本で付け加えられたもので、1600年代に始まった檀家制度に起源を求めることができます。

【 136】引用元  法事・法要の知識...法事はこれだけあります/ウェブ仏具
URL: http://www.web-toku.com/tisiki/hoyo.html

A: 法要とは、仏さまを供養するという意味の仏教用語で、追善供養ともいいます。法要は故人の冥福を祈り、その霊を慰めるために営みます。冥福とは、冥途の幸福のことで、故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が仏さまの供養をするのです。また一方で法要は、生きている私たちが在りし日の故人を偲び、故人への感謝の思いを新たに、充実した日々がおくれるよう自分自身を見つめ直す場でもあります。
A: 厳密に言えば、法事は追善供養のほかに、祈願、報恩などの仏法行事全般のことをいいます。それに対して法要は、追善を目的とした行事のことをいいますが、いまは同じ意味で使われています。一般的には、故人への供養や、年忌法要をつとめることが法事と呼ばれています。
A: 供養とは、お仏壇やお墓、寺院などで、仏さまや故人に供物や花を供え、お経やお線香をあげ、手を合わせおまいりすることです。その善行(ぜんこう)(善い行い)の功徳(くどく)を積み、その功徳を回向(えこう)することで、自分を含むすべての人々の幸せを祈るものです。功徳とは、善行の結果として与えられる仏さまの恵みや御利益(ごりやく)のことであり、回向とは、その功徳を自分の悟りのため、さらに他の人の利益のためにめぐらすことです。また回向とは、仏さまの力によって、功徳を差し向けていただくことでもあります。
A: 先祖供養とは、わが命のルーツに感謝する行為です。今日私たちがあるのは、ほかならぬ先祖の人々のおかげで、ご先祖の誰ひとり欠けても現在の自分は存在しません。 先祖供養をすることは、自分をあらしめてくれたすべての人に感謝することであるのです。
A: 仏教では、人が受胎した瞬間を「生有(しょうう)」、生きている間を「本有(ほんう)」、死の瞬間を「死有(しう)」と呼び、亡くなって次の世界に生まれるまでの四十九日間を「中陰(ちゅういん)」とか「中有(ちゅうう)」と呼んでいます。この四十九日の間に来世の行き先が決まる、とされています。来世とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六道のことです。仏教には輪廻転生(りんねてんしょう)という考え方があり、日本ではこの中陰の考え方は仏教習俗として定着しました。
A: 中陰の法要は、四十九日の間、初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、四七日(よなのか)、五七日(いつなのか)(三十五日)、六七日(むなのか)、七七日(なななのか)(四十九日)というように、亡くなった命日から数えて七日目ごとに故人を供養します。これは死者が冥途にいくと、七日ごとに閻魔大王を筆頭にした十王によって審判が行われるという考えからきています。この審判の日に遺族が供養することによって、その善行を積み重ねた追善(ついぜん)が、故人にも及ぶと考えられています。ですから故人が極楽浄土に行けるように、という願いを込めて七日ごとに法要を行うのです。初七日は、最近では葬儀当日に合わせて行うことが多くなっています。
A: 亡くなった命日から四十九日までの、七日ごとの法要の日や、命日を忌日(きび)といいます。また忌日やお通夜の前日をお逮夜(たいや)と呼び、どちらも大切な日として扱います。
A: 中陰の法要の中でも四十九日の法要は、とりわけ重要といわれています。なぜならば四十九日は、故人の行き先が決定する日だからです。故人には極楽浄土に行って幸せになってもらいたい、と願うのは残された者の自然な感情で、この期間に十分な供養を行なえば故人は成仏できる、と考えられています。四十九日は、満中陰(まんちゅういん)とも呼ばれ、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招いて法要を営みます。一般的には、この四十九日の法要と合わせて納骨を行う場合が多いです。四十九日までが忌中(きちゅう)で、この日をもって忌明(きあ)けとなり、それまで喪(も)に服していた遺族が日常生活にもどる日でもあります。
A: 中陰の四十九日間は、遺骨、遺影、白木の位牌を安置し、花や灯明、香炉を置く中陰壇(後飾り壇)を設け、故人が浄土に行けるよう家族でおまいりします。七日ごとの法要が無理な場合でも、この期間は中陰壇の前にできるだけ座りお線香をあげ、手を合わせおまいりします。特に閻魔大王の裁きを受けるという三十五日は、丁寧に法要を営むことが多いです。一般的には四十九日までが忌中(きちゅう)で、この期間は結婚式などのお祝いごとへの出席や、神社への参拝は控えるようにします。
A: 四十九日の法要を迎えるにあたり、忘れてはならないのは本位牌を用意することです。四十九日の法要以降は、白木の位牌にかわって漆塗りの本位牌をお仏壇に安置します。本位牌に戒名の文字を入れるのに2週間位かかりますので、早めに仏壇屋に依頼しておいた方が安心です。白木の位牌は仮のものですから、四十九日の法要の時に菩提寺に納め、新しく作った本位牌はご住職に魂入(たましいい)れをしていただきます。お仏壇がない場合は、本位牌と一緒に早めの手配が必要となります。
A: いつ納骨するかは地方の慣習によって違いがありますが、すでにお墓をお持ちの方は、四十九日の法要と合わせて納骨を行う場合が多いです。お墓の手配が間に合わない場合は、百か日、一周忌などの法要に合わせてお墓を手配し納骨します。
A: 墓地には、公営墓地、寺院墓地、民営墓地があります。公営墓地は、市町村などの地方自治体が設けるもので、公募によって使用者を募集します。応募にあたっては、「その市町村に住んでいること」や「遺骨がすでにあること」などの条件がつく場合が多いです。寺院墓地は、寺院が檀家のために寺院の敷地内に設けるものですから、その寺院の檀家になることが前提となります。民営墓地は、宗教法人や財団法人が運営するもので、多くの場合広い敷地を持ち公園のように整備されています。運営主体が宗教法人であっても、宗旨宗派を問わないことが多いです。
A: 墓地の購入は一般の土地の購入とは異なり、「永代使用権」の取得を意味します。永代使用権とは、子孫がその墓地を継承する限り使用権が連続するというもので、継承者のいない墓地は、法律に定められた手続きによって墓地の運営者に戻されます。最近では有効期限付きの墓地もでき、それらの多くは契約の期限が過ぎたり、最後に行った納骨から一定の期限が過ぎたら無縁化しないように、納骨堂や永代供養墓に合祀されることになっています。永代使用料の他に、墓地内の通路や水道などの共用部分の維持管理のため、管理料を支払い続けなくてはなりません。墓地の場所は、距離や交通の便を考えて、お墓参りのしやすい所を優先して選んだ方がよいです。
A: 故人が遺した財産を受け継ぐことを相続といいます。相続については民法により、法定相続人と遺産相続割合が定められています。法定相続人とは、配偶者・子供(第一順位)、父母(第二順位)、兄弟姉妹(第三順位)です。財産の相続にあたっては、相続税の納付が必要となります。相続税の納付期間は、故人が亡くなった翌日から10ヶ月以内で、一定の額までは税金がかからない基礎控除がありますので、税務署や税理士に相談するとよいでしょう。

【 137】引用元  法事・法要・供養・仏事の知識−滝田商店
URL: http://www.butsudanya.co.jp/QandA_butsuji1.html


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