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お葬式はわからないことだらけ・・・少しでもお葬式のマナーや慣習を知っておきましょう。

最終更新日  2008年 02月 12日

弔問とは?

血縁者や親類など身近な人が亡くなったときは、他人の場合と違って,近親者の立場を考えた行動が必要です。
死亡の連絡がきたら,まず第一にお悔やみを言い,すぐ駆けつけることを伝えます。そして、なにかお手伝いすることがあるかどうかを尋ねると,家族を失った悲しみに落ち込んでいたり,気が動転している遺族はとても心強く感じます。
先方にはできねだけ早く出向くことが大切です。先方に到着したらお悔やみを言い、そして遺族のお手伝いをします。男性は葬儀などの段取りを決め、女性は食事などの準備などをすることが多いので、女性はエプロンを忘れずに持参するといいでしょう。服装は地味な平服を着ていきます。
遠くに住んでいるひとは、訃報を受けた時にいつ到着できるか、通夜と葬儀に出られるかどうかを伝えます。出かけるときは通夜、葬儀のための喪服をよういしていきましょう。
ごく親しい間柄であった場合は、地味な平服ですぐ駆けつけ、お悔やみを言ってからお手伝いを申し出ます。ただ,近親者が駆けつけていますから、出すぎないようにすることが大切です。近親者が大勢かけつけ、人手が十分な時は,玄関先でお悔やみをして帰り,通夜と告別式に出れば十分です。
友人・知人の立場でいちばんお手伝いができるのは,仕事の人間関係や友人たちへの死亡連絡です。遺族は親類の連絡先は知っていても、故人の友人や知人のことは知らないことが多いので、このお手伝いはとても役に立ちます。
故人とそれほど親しくない場合は、連絡を受けたときにお悔やみを言い,通夜と葬儀に出ます。
日ごろから親しくおきあいし、なにかと助け合っている間柄なら、すぐお悔やみにいって、お手伝いを申し出ます。ただ、お手伝いといっても親類より一歩引いた裏方のお手伝いにします。たとえば、弔問客に必要なお茶や食器、座布団などを用意するなど雑用を引き受けます。
ご近所でもあまり行き来のない場合は、玄関先でお悔やみを言うだけで引き上げ、焼香は通夜か葬儀にします。
故人の関係が特別に親しかったとしても、個人で行動せず会社の一員として行動することが原則です。総務部など会社の冠婚葬祭を担当する部署の方針に従います。もし、担当部署から、得意先への死亡連絡や葬儀の受け付けなどを頼まれたら,快く引き受けましょう。
故人と家族ぐるみで親類のようにおつきあいしている間柄であっても、個人的弔問は上司の了解を得てからにします。了解を得られたら、「仕事関係でわからないことは聞いてください」などと申し出ておきます。
重い病気で長期入院していたり、高齢で長く床についていたり、急病で倒れて安静が必要な人に訃報が届いたら,本人に代わって家族が代理人になります。弔問では代理である旨を伝え,お悔やみを言います。代理人が故人や遺族と面識がなくてもかまいません。
代理人がいないときは弔電を打ち、お悔やみ状を書いて弔問にいけない事情を伝え、お詫びします。
病気で入院中であったり、出張や海外勤務などで不在の人に連絡あったら、すぐに本人に知らせます。本人が通夜や葬儀に出られれない状態であれば、家族が代理人として通夜や葬儀に参列し、遺族に代理できた理由を説明します。
また、海外勤務や長期出張の場合は、出先からお悔やみの手紙を送り弔意を表すとともに、弔問にいけずに礼を失するお詫びをします。
訃報に接して,通夜や葬儀の日時の連絡を受けたら、タイミング悪く、前から予定していた慶事と重なってしまったということがあります.
不幸な席に、おめでたいことを持ち込んでは失礼にあたってしまうと思うでしょう.
慶事と弔事が重なったときは、節度ある態度をとれば両方とも出席してかまいません。
しかし、弔事も慶事も同じ日の同じ時刻に重なった場合は、両方に出席することは不可能なので、どちらか一方しか出席できません。こんなときは、弔事のほうを優先します。
ただし、例外はあります。近い身内の結婚式と重なっている場合は、弔事を遠慮します。
また、本人が出産を目前にひかえているときも、弔問はしないほうがいいのです。
結婚や出産という慶事のある人が弔問を遠慮するのは、喪家に対する礼儀であり、遺族への思いやりです.

【 150】引用元  弔問
URL: http://www.gyoda.co.jp/choumon.htm


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