婚約期間中は恋人以上、夫婦未満の微妙な時期です。この時期はふたりにとって一番幸せなときですが、節度ある交際を心がけ、ふたりだけで過ごさずに、周囲とよい関係を築いていくことが大切です。
結婚式や新生活の準備などの打ち合わせでいえを訪問し合うことも増えますから、相手の両親や兄弟姉妹とも交流してお互いに理解を深めましょう。相手の家族が遠方に住んでいる場合は、時々電話をしたり、手紙を書いて近況を報告します。
女性が相手宅を訪問した時、食事の手伝いなどは、決して出すぎたりせず、「お願いします」と言われるまではなるべく控えます。訪問を重ねて親しくなったら、それとなく申し出たり、一緒に料理を作る機会を持つのもよいでしょう。
結婚が決まったら、会社の上司や先輩、同僚などには、早めに自分のロから知らせましょう。いずれ結婚休暇を取ったり、諸手続きでお世話になりますから、失礼や迷惑になら
万が一、このままでは結楯でさないと判断 したり、婚約のときと状況や気持ちが大きく変わってしまったときには、結婚を延期したり、婚約を解消することも考えられます。
う形で、贈った結納金をそのまま慰謝料とする場合もあります。式場や旅行のキャンセル代も、折半にする場合と原因を作ったほうが負担する場合があります。このように原因によって違いますから、仲人ともよく相談して、
て話し合ったり、家庭裁判所に申立てをして調停になります。このとき、結納品や誓約書、 婚約披露パーティーの招待状、婚約通知などが婚約の証拠品となります。また賠償請求は
婚約にかかった費用や、結槍のために会社を 退職した場合など、不利益になったことに対 して支払われます。ただし、お互いに将来がありますから、できるだけ円満に解決できるよう努めましょう。
婚約の解消が決定したら、周囲へも報告します。婚約通知や結婚式の招待状を出してい る場合は、婚約解消の通知で知らせます。その際、理由にはふれなくてもよく、「このたび、やむを得ない理由により、婚約を解消しました」などと知らせ、おわびの言葉を添えます。差し出し人は連名にしますが、感情的に抵抗があれば、個人名でもかまいません。
「お返しします」では失礼ですから、「お納 め下さい」といった表現にします。 婚約を解消するときにも仲人にはいろいろとお世話になりますから、本人と両親でおわびとお礼に伺い、仲人の謝礼相当の金額のお礼をします。
【 157】引用元 婚約中のマナー 結婚に役立つブライダル情報「結婚知恵袋」
URL: http://www.happy-wedding.org/tiebukuro/konyaku/konyakumanar.shtml