『長崎ランタンフェスティバル』は、もともと「春節祭」として長崎新地中華街を中心に行なわれていましたが、平成6年から規模を拡大し、長崎全体のお祭りとして、冬を彩る一大風物詩となりました。
期間中は、長崎新地中華街はもとより、浜市・観光通りアーケードなどの市内中心部に、約1万5千個にも及ぶランタン(中国提灯)が飾られ、湊公園をはじめ各会場には、中国陶器(景徳鎮)を1万個組合わせて作られた「龍と鳳凰」や孔雀などの大型オブジェが所狭しと飾られます。
清朝時代のお正月に皇帝・皇后がそろって町中に出かけ、民衆と一緒に新しい年を祝う様子をイメージして創作したパレード。皇帝・皇后の御輿を中心に、旗隊など総勢約150名が豪華な中国衣装を身にまとってパレードします。2月11日には九州各都市のミスも参加し華やかさを増します。
長崎に入港した唐船の乗組員たちが、江戸時代に実際に行っていた行列。航海安全の神とされる媽祖を唐人屋敷の天后堂や興福寺の媽祖堂に安置するまでの行列を再現します。
もともとは中国で五穀豊穣を祈る雨乞いの神事に始まったとされています。唐人服をまとった龍衆が約20メートルの龍体を操り、雲を呼び、雨を降らせて、月を飲み込もうとする様子を表現します。
月下老人は月に住んでいるといわれています。その姿は白髪・白ヒゲ。いつでも”誰と誰が結ばれるか”が書かれてある本を読んでいて、その本をもとに、カップルを赤い糸で結んでいくそうです。そんな神秘的な”縁結びの神様”が、新しいオブジェとして登場します。
『湊公園』『中央公園』『唐人屋敷』『崇福寺』『興福寺』をチェックポイントするスタンプラリーを実施します。長崎には中国と縁の深い施設がたくさんありランタンフェスティバルの会場となっています。湊公園や中央公園だけでなく、この機会に是非スタンプラリーに参加して本物の中国を満喫してください。抽選で豪華ホテル宿泊券や特産品のプレゼントもあります。
「中秋節」は旧暦8月15日。もっとも優雅でロマンチックな祭日です。このころになると、1年の労苦も終わりに近づき、最後の収穫の時を待つのみとなります。そこで一般の人々は、天(月がその象徴)と地(土地公がその象徴)に感謝し、この日を楽しく過ごします。
【 88】引用元 ようこそ 長崎新地中華街へ
URL: http://www.nagasaki-chinatown.com/